Googleのアルゴリズム変更
2月のGoogleの大きなアルゴリズム変更。
そして4月25日の大きなアルゴリズム変更。
これらによって、アクセス数(ページビュー)を減らしたブログが多数。
ボクのこのブログも2月のときにやや減り、そして今回の4月でまた減り。
さすがに対策をしなきゃならなくなってきました。
Googleの考え方
もうネットの世界はGoogleに支配されちゃってるんですが、それを批判しても仕方ないです。
ムダなことに労力を使うくらないな、有益なことに労力を使うべきですからね。
なので、Googleの考え方をおさらいしましょう。
Googleは、
読者にとって有益な質の高いコンテンツ
を高評価してくれます。
そして、とても重要なのは、
サイト内に質の悪いコンテンツがあると、サイト全体の評価が下がる
これ、超重要。
例えば、30本の記事を持つブログがあるとしましょう。
そのうち1本の記事が低品質だとします。
すると、その記事のアクセス数は当然少なくなるんですが、問題は、他の29本の記事のアクセス数まで下がってしまうんです。
これって恐ろしいですよね。
何が恐ろしいって、ボクのこのブログですよ。
昨日の時点で記事数は何と2780本もあります。
てことは、その2780本の記事の中に、1本でも質の悪い記事があれば、アウト。
しかも、たちの悪いことに、アルゴリズムは日々、変化しているんです。
かつて、ボクは、こんな記事を書きました。
その当時のGoogleのアルゴリズムでは、ボクのこのブログの評価は高かったわけです。
なのに、いまのアルゴリズムでは、そこまで高くない、と。
理不尽ですよねえ。
記事数が100本くらいなら、全部をざっと見て、修正を掛けられるんですが、2780本もあると、全部を見直すのが大変なんです。
しかも、当時の時点では評価が高かっただけで、それ以降に書いた記事の質が悪いのか、それとも、今回のアルゴリズム変更で、それまでの記事も評価が下がったのか、その手がかりが無いんですよね。
だから、さっき書いた、
読者にとって有益な質の高いコンテンツ
かどうかを、全部の記事について、検証せざるを得ないんです。
検証中
で、いっぺんに全部はできないので、日々、過去の記事を少しずつ修正しています。
例えば、次の記事。スクリーンショットを載せます。
2010年1月の記事。今から7年以上前ですね。
うーん、見れば見るほど、ひどいですねえ。
タイトルの下にいきなり大きな広告があって、その下に本文が10行ほど。
それで終わり。
ページ全体で、重要なコンテンツはごく一部で、残りはオマケ。
本文の短さはもとより、内容に関しても、特段有益では無く、単なるボクの感想文。
検索エンジンで見に来た人が、これを読んで満足することは、まず無いわけです。
リライト
つまり、こう言う記事が、ボクのこのブログ全体の足を引っ張っていて、アクセス数減少につながっていると考えられます。
そこでやるべき対策は、主に次の2つ。
- 削除
- リライト
そうです。もうこんな記事自体が不要なので削除してしまうこと。
あるいは、有益な記事に書き直すこと。
ここは悩みどころです。
記事を削除してしまえば、足を引っ張る存在が無くなるので、ブログ全体の評価が上がる可能性があります。
でも、その記事自体へのアクセスは消滅します。
リライト(修正)すれば、ブログ全体の評価を上げつつ、その記事自体へのアクセスも得られます。
その代わり、新規に記事を書くくらいの労力が掛かります。
リライトするなら、内容が新しくなると同時に、日付も新しくした方が良いんですよ。
なぜなら検索したときに記事の日付も表示されるからです。
いくら検索で上位に表示されても、古い日付の記事だと読んでくれる可能性が減るでしょ?
だから、リライトと同時に、それを新しい日付で新規記事として公開すべきなんですね。
旧記事を削除
↓
新記事を公開
ってことですね。
ただし、それも悩みどころで、上記の記事の場合、Googleドキュメントがすべてのファイルに対応したと言う内容なんです。それって2010年1月の出来事なんですよ。
つまり、それをいま(2017年4月)書いても、もはや意味は無いわけです。
そう考えれば、やはり削除するしか無いんですね。
数ヶ月とか、せいぜい1年くらい前の記事ならリライトする価値があるんですが、何年も前の記事で、当時の話題を書いているのなら、それをリライトしても仕方が無いですね。
そんなときは思い切って削除。
その分、新しい記事を、きちんとていねいに書きましょう。
ボクの場合、記事の総数を3000本に乗せるのが目標なので、あまり削除したくないんですが、アクセス数と本数のバランスを見ながら1本1本検証していきます。
1本削除したら、その代わりに2本書くとかね。
もし、みなさんのブログが同じようにアクセス数の減少に悩まされているのなら、過去記事のクオリティに引っ張られている可能性は大いにあります。
がんばって見直してみてください。