iPhoneを紛失しても大丈夫
もう長い間、携帯電話を使っていると、紛失したり壊したりすることが何度もありました。
ひどかった話があります。
職場の歓迎会で飲みまくっていたとき。ボクは苦しくなってトイレに駆け込みました。もちろん個室の方です。
そのとき携帯電話は胸ポケットに入っていて、落下しても大丈夫なように電話のカールコードのようなストラップでポケットに留めていました。
便器に向かって思いっきり嘔吐したんですが、そのときに勢い余って胸ポケットから携帯電話が飛び出し、嘔吐物の中にドボン!と浸かった次の瞬間、伸びたカールコードが今度は反動で思いっきり縮み、嘔吐まみれの携帯電話がトイレの中から飛び出してボクの顔に激突。
その日以来、胸ポケットに入れるのはやめました。もちろん携帯電話は故障。
当時のボクは、万が一の事を考えてアドレス帳はパソコンにバックアップをとっていたので、大した被害はありませんでした。まだ携帯電話にカメラが付く前の時代ですから大事な写真もありませんでした。
そんな事例がよくあるかどうかはわかりませんが、携帯電話の中のデータは常にバックアップを取っておくのはとても大事です。
ボクは今はもちろんGoogleアドレス帳とiPhoneのアドレス帳は常に自動同期するように設定していますから、iPhoneが例え急に壊れてもアドレス帳を失うことはありません。
このブログでもオススメしてきた方法ですよね。
友達の連絡先って大事(Gmailのもうひとつの大きなメリット)
いっぽうで、壊れるばかりではなく紛失することもあります。
ボクも昔、docomoの携帯電話を紛失したことがあるんですが、その電話にはGPS機能があったので、さっそくdocomoのWebサイトで調べて、場所を地図で確認することができました。
地図で見る限り、立ち寄った飲食店内にあることがわかったので、さっそくその店に電話をしたところ、やはり預っているとのこと。見事にGPS機能が役に立ち、手元に取り戻すことができました。
当時はそんなことをする人間は珍しがられましたが、今はどの携帯電話にもGPS機能は入っていて当たり前ですので、万が一紛失したときも、まずはGPSを活用して探し出しましょう。
ちなみにその時は、手元に取り戻したとたん仕事の同僚から電話がかかってきて休日なのに呼び出しをくらって、そのまま翌朝まで徹夜で仕事をするハメになりました。
本当に忙しい仕事だったんですが、あの時ほど電話が無事に戻って悔しいと思ったことはありませんね。
さて、iPhoneはどうでしょうか。
iPhoneにももちろんGPSは内蔵されていますので、紛失しても見つけ出すことができます。
ただし、docomoでもそうなんですが、見つけ出すためには、そのサービスを利用するための設定をオンにしておく必要があります。
iPhoneの場合は、Appleが提供する「iPhoneを探す」機能をセットすることになります。
やり方は、Appleのサイトに詳しく書いてあるので、そこを読んでください。
iPhoneを探す
この「iPhoneを探す」には3つの機能があります。
- iPhoneを探し出す機能
- iPhoneにロックをかける機能
- iPhoneの中身を消去する機能
つまり、万が一すぐに見つからなかった場合にも、すぐに中身を見られることがないようにロックをかけたり、あるいは中の情報をすべて消去して情報が流出しないようにできるわけです。
何もしていないiPhoneユーザーの皆さんは、今のうちにセットしておきましょう。