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iOS5になって緊急地震速報機能が搭載されたことによって、「ゆれくるコール」アプリはもう不要なのか

緊急地震速報

今どき、どのケータイにも緊急地震速報機能が搭載されていますが、iPhoneの場合、iOS4までは搭載されていなかったので、ゆれくるコール、というアプリを入れることで対応していました。




その後、iOS5になって緊急地震速報が標準搭載されるようになりました。つまり、最新のiPhone4Sだけではなく、旧機種であるiPhone4やiPhone3GSも緊急地震速報対応になったわけです。

そうやってアップデートで機能が増える点がスマートフォンのすばらしいところですね。
そうなってくると、ゆれくるコールはもう不要かなと思いますが、実は緊急地震速報とゆれくるコールとの間には機能差があります。
まず言えるのは、iOS5に緊急地震速報が搭載されていますから、ゆれくるコールをインストールしていなくても地震は通知されます。
ただし、緊急地震速報が到達するのは、iPhoneが存在する現在地に震度4以上の地震が到達する場合のみです。
例えば、あなたの自宅が東京都世田谷区にあるとして、あなたがiPhoneを持ってたまたま千葉県に出かけている時に地震が起こったら、世田谷の揺れが震度5強である場合でも千葉の揺れが震度3なら緊急地震速報は作動しません。
あくまでもiPhoneが存在する場所の揺れが基準になります。
これではちょっと自宅のことが心配ですよね。
一方、ゆれくるコールではあらかじめ予測地点と通知震度を設定しておきます。
例えば上記の例ではあらかじめ自宅のある東京都世田谷区を設定しておくことができます。通知震度も自由に設定できます。設定を震度5弱以上とすれば、世田谷に震度5弱以上の揺れが来るときに通知が行われます。これはiPhoneがどこにあっても関係ありませんので、千葉にいながら世田谷の揺れを知る事ができます。


いっぽうで、もし千葉の揺れが震度4以上なら当然、緊急地震速報が作動します。
つまり、ゆれくるコールをインストールしてきちんと設定しておけば、自分が現在いる場所(千葉)と自宅(世田谷)などの場所の両方の地震の通知を受けることができるということです。
逆に言えば、現在地の地震通知だけで良いと言うことであれば、ゆれくるコールは不要と言うことです。