非天マザー by B-CHAN

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iTunesの映画「風が吹くとき」をレンタルしてみたのでレポート

iTunesの映画レンタル

AppleのiTunesというアプリでは映画をレンタルする事ができます。
昔はビデオテープ、その次はDVD、その次はBlu-ray Disc、いずれも形のあるパッケージをお店で借りてきて、それを自宅の機器に入れる事で試聴できました。
最近はネットでDVDなどをレンタル注文すれば自宅に送られてきて見終わったら郵便ポストに返却するという選択肢もあります。
しかしiTunesの映画レンタルはインターネットでのダウンロードです。
インターネットさえ繋がっていれば借りる事ができ、次のメリットがあります。

  • 自宅にいながら、その場で借りる事ができる。
  • 貸し出し中で借りられないという事態が無い。
  • 返しに行く必要が無い。
  • パソコン、AppleTV(を使って自宅のテレビ)、iPhoneで視聴できる。
  • DVD等のディスクを使わないので、パソコンなどに読み込む装置が不要。

昔は音楽はレコードやテープやCDで聴くモノでしたが、今ではダウンロードが主流になっているのと同じで、Appleは映画もダウンロードに移行させようとしています。
ボクは映画は映画館で見るのが好きなので、iTunesで見た事は無かったんですが、このたび初めてレンタルしてみたので簡単にレポートします。
iPhoneでもパソコンでもレンタルできますが、今回使ったのはパソコンのiTunesです。
見た映画はこれ。


https://itunes.apple.com/jp/movie/fengga-chuikutoki-ri-ben-yu/id483353401?uo=4&at=10lpb9


風が吹くとき


まず、購入かレンタルかを選べます。
購入なら当然、以降ずっと自由に視聴できます。
レンタルの場合は、レンタルから30日以内に視聴を開始する必要があり、視聴開始から48時間以内は何度でも見る事ができます。
要するに2日間レンタルですね。返しに行く時間を考えなくて良いので、2日間、フルに見る事ができます。
あと、映画によっては画質を2つから選べます。通常版とHD版です。
通常版はテレビのアナログ放送もしくはDVD程度の画質、HD版はテレビの地デジもしくはブルーレイ程度の画質ですね。
通常版の方が当然、料金は安いですが、例えば上記の「風が吹くとき」という作品では100円しか違わないので、ボクはHDをレンタルしました。
テレビのアナログ放送も終わった事ですし、将来的には通常版は無くなって、すべての作品がHD以上になると思います。
レンタルは非常に簡単。レンタルのボタンを押して画面の指示に従えばダウンロードが始まります。
ダウンロードが終われば、iTunesの左側に「レンタルした項目」欄が追加されます。
レンタル手続き


視聴もiTunesの再生ボタンを押すだけ。
音楽と同じように再生位置の調整も自由ですし、もちろん早送り早戻しも自在です。チャプターの選択もできます。
ボクはパソコンのiTunesでレンタルしたのでパソコンの画面で視聴しましたが、AppleTVがあれば自宅の大画面テレビでも見る事ができますし、iPhoneでも見る事ができます。
ただし、著作権の関係でどれか1台でしか見られないので、例えばパソコンのiTunesでレンタルした作品をiPhoneで見る場合は転送する必要があります。
転送すればiPhoneに移る代わりにパソコンから消えます。もちろん逆も同様です。
いっぽう、最初にパソコンでは無く、iPhone4以降やAppleTVでレンタルした場合は他の機器に転送はできません。
なので、なるべくパソコンでレンタルしたほうが便利だと思います。
詳しくはここの下の方に書いてあります。


iTunes Store:映画レンタルに関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)


パソコンからiPhoneに転送するにはiTunesのデバイス画面を使います。
以下の画像のように、「ムービー」画面でパソコンに置くかiPhoneに置くかを選んで同期するだけです。
デバイス移動前


デバイス移動後


iPhoneに転送した映画は、iPhoneの「ビデオ」アプリを使って視聴できます。
iPhoneのビデオアプリ


再生画面


簡単ですよね。
本当はパソコンからiPhoneへ転送させなくても、レンタル期間中は両方の機器で自由に見られればいいんですが、著作権の関係で、残念ながらユーザーが不便を強いられるのを我慢する必要があります。
さっきも書きましたが、AppleはDVDなどのディスクメディアを無くそうとしている会社です。
それは機能を減らすという意味では無く、別なやり方で実現する事で、より便利にしようとしてるのです。
iPhoneにはメモリーカードスロットがありませんが、それはカードスロットが無いから不便なのでは無くて、より便利なクラウドを使って実現しているだけのことです。
わざわざカードを抜き差ししなくてもクラウドで簡単にデータのやり取りができると言う事です。
こういうのは機器のスペックを見るだけではわかりにくいところですね。
iPhoneに赤外線機器が付いていないのも同じ事が言えると思います。
映画のレンタルも今はまだDVDレンタルが主流かもしれませんが、いずれダウンロード方式が主流に移っていくと思います。
一足先に体験してみるのも良いと思いました。
それにしても、「風が吹くとき」という映画作品。
ストーリー的には決してハッピーな物語では無いんですが、最後の最後まで貫かれる二人の愛情が切なさを上回る爽やかさを見せてくれるので、人生をこういった関係で全うできればいいなと思わせてくれて、むしろ幸せな気分になりました。
そんなに長くも無いので、皆さんもぜひ見てください。


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