知らないのはもったいない
スマホは使いにくいのでガラケー(従来の携帯電話)に戻したいって人、多いです。
が!
スマホを知り尽くした上で戻したいのならわかります。
確かにガラケーはボタンも押しやすく、バッテリーも長持ちします。
しかし、多くの人は、スマホの便利機能を知らずにいることが多いんです。
ボクもスマホ初心者の人とやり取りする機会が多いんですが、便利機能を教えると、その便利さに驚かれることが多いんです。
スマホ上級者もたくさんいますが、上級者が思っているほど、みんなスマホを知っているわけじゃないんですよね。
ホントもったいない。
そんな初心者のためのブログがここなんですよ。
iPhoneどうしは24時間通話無料 知ってましたか?
iPhoneどうしなら通話料不要なんです。
ドコモのiPhoneからソフトバンクのiPhoneにかけても通話料不要。
auからドコモにかけてももちろん不要。
条件はただひとつ。
お互いのiPhoneのOS(システム)がiOS7以上であること。
これだけ。
確認方法をまず書きます。
「設定」アプリを起動します。
「一般」→「情報」と進んで、「バージョン」の欄に7.0.4など、左端の数字が7以上であればOK。
6.0.3などであれば7以上にする必要があります。
やり方は同じ「設定」アプリの「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進んで画面の指示に従うだけ。
通話料無料のやり方
iPhoneに搭載されている通話料無料の仕組みをFaceTime(フェイスタイム)と呼びます。
もしあなたがiPhoneユーザーで、電話を掛ける相手もiPhoneユーザーだとわかれば、普通に電話を掛けると(ドコモやauやソフトバンクなどの)通話料がかかるので、FaceTimeで発信してみましょう。
まずはあなたのiPhoneのFaceTimeをオンにしておきましょう。
「設定」アプリを起動して「FaceTime」画面に進んで、「FaceTime」のスイッチをオンにしてください。
その下には、「FACETIME着信用の連絡先情報」という項目があります。
この中から、電話番号とメールアドレスをどれか選びます。
メールアドレスは選ばなくても大丈夫です。
では実際に掛けてみましょう。
やり方は3つ。
- 連絡先アプリを使う方法
- 電話アプリを使う方法
- FaceTimeアプリを使う方法
3つと言いましたが、どれも同じようなモノです。
例えば、連絡先アプリ。これはアドレス帳です。
アドレス帳から電話を掛けたい相手を選んで、FaceTimeボタンかFaceTimeオーディオボタンを押すだけ。
FaceTimeはビデオ通話、すなわちテレビ電話などと言われたりしますが、要するに顔が映像で映っちゃいます。
単身赴任の家族や恋人と話すには良いですが、普通はあまり使いたくないですよね。
そういう場合はFaceTimeオーディオの方を使いましょう。
こちらは音声通話のみです。
映像は映りません。
相手のiPhoneのFaceTimeがオンになっていれば簡単に通話ができます。
たぶん普通の電話よりも高音質なことに驚く人が多いんじゃないでしょうか。
次に電話アプリを使う方法。
と言っても、電話アプリを起動して、「連絡先」の中から電話を掛けたい相手を選んで、FaceTimeボタンかFaceTimeオーディオボタンを押すだけ。
同じですね。
ちなみに、電話アプリの中の「履歴」という項目を選ぶと、通話の履歴一覧を見ることができます。
その項目の右端の「i」ボタンを押すと、履歴の中身がわかります。
最後はFaceTimeアプリを使う方法です。
これも電話アプリと同じで、起動して「連絡先」から相手を選んで掛けるだけ。
履歴を見るのも同じです。
正直、なぜ、電話アプリとFaceTimeアプリが分かれているのか、イマイチよくわからないくらいです。
FaceTimeとLINEとSkypeでほぼカバーできるかも
日本ではiPhoneがよく売れているので、あなたの周りにもiPhoneユーザーは多いと思います。
古い機種を除けば、ほとんどのiPhoneのシステムはiOS7なので、FaceTimeで無料通話できるユーザーはかなりいると思います。
残りのiPhone以外のユーザーと無料通話したい場合、LINEやSkypeを使う方法があります。
FaceTime、LINE、Skype、これらでほとんどのスマホユーザーと無料通話できるんじゃないでしょうか。
逆にガラケーと呼ばれる従来型の携帯電話はここは弱点かもしれないですね。
データ通信量について
なぜFaceTimeが通話料無料かというと、携帯電話の音声回線を使わずにデータ回線を使っているからです。
スマホのユーザーはほとんどがパケット定額制を契約しているので、FaceTimeで通信しても定額のままなんですね。
ただし、1ヶ月の間に7GB(ギガバイト)というデータ量を超えてしまうと、その月の残りは通信が非常に遅くなります。
これはドコモでもauでもソフトバンクでも同じです。
さっきの履歴画面を見てください。
1時間22分の通話で40MB(メガバイト)と表示されていますね。
これは今日ボクが実際にFaceTimeで通話した時間とデータ通信量の大きさです。
あくまでも目安ですが、約80分の通話で40MB。
7GBというのは、ざっくりと言うと7000MBに当たります。
なので逆算すると、7GBでは14000分の通話、つまり、およそ233時間分の通話がFaceTimeでできることになりますね。
これだけ使えるなら、あまり心配はいらないのかな、と。
もちろん映像が映る方のFaceTimeを使うとデータ量がずっと大きくなりますし、他のアプリを使うとデータ通信を行います。
そのあたりを気をつければ、FaceTimeは強い味方になります。
iPhoneなのにわざわざ従来の有料の電話を掛ける意味はとても小さいと思います。
また、自宅にいるのであれば、無線LAN(Wi-Fi)を設置して、それでFaceTimeを使えば、携帯電話会社の回線を使わないので、通信量制限の心配も無くなり、正真正銘、24時間話し放題になります。
自宅に電話回線を引く意味も無くなりますね。
自宅に無線LANを置いてない人。
無線LANじゃないとダウンロードできないアプリもあるので、ぜひ導入しましょう。