非天マザー by B-CHAN

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「人手不足なのに低収入」を考察

仕事の必要性

 

 

世の中には無数の仕事がありますが、必要性にはランクがあります。

絶対に必要な仕事もありますし、必要の無い仕事もあります。

大まかに言えば、衣食住に関する仕事は必要です。

それ以外の仕事は無くても人間は生存できます。

 

例えば、食料を作る仕事は絶対に必要です。

食料が無くなれば、命を失います。

逆に芸術の仕事は必要ありません。

まあ、こう書くと怒る人がいるかも知れませんが、あえて承知で書いているので、そこは理解してくださいね。

実際に、絵や音楽が無くなって命を失うコトは無いですから。

 

 

高収入

 

 

世の中で必要とされる度合いが高い仕事なのに収入が低いコトが気になりませんか?

介護の仕事なんて、いまの世の中で必要度が高くて人手不足です。

配送の仕事も。

しかし、そこで働く人の収入は低いんですね。

需要が高いのに収入が低い。

 

なぜでしょうか。

 

価格は需要と供給で決まります。

需要が高ければ価格も高く、供給が高ければ価格低い。

 

だから、需要が高い仕事の収入が高くても供給が多すぎるのです。

 

例えば、医者になるには高いハードルがあり、実際になれる人は少数です。

 

でも、介護や配送の仕事は参入ハードルが低いのです。

だから、参入しやすい。

参入しやすいから供給が多い。

供給が多いから収入が低い。

収入が低くて仕事がキツいので辞める人も多いですが、何せ供給が多い。

と言うか参入ハードルが低い。

すぐ辞めるから人手不足になるけど、参入ハードルが低いから収入も上がらない。

 

こう言うタイプの仕事は、民間の市場に任せていては、収入の低さが解決しません。

政治のチカラが必要です。

 

医者や税理士のような、高い参入ハードルを生み出す。

言い換えれば、誰もがカンタンに参入できない。

介護のや配達の仕事も、そう言うステータスができる世の中になれば良いのに、と思います。

 

誤解しないでくださいね。

介護や配達の仕事がカンタンと言っているわけではありません。

参入ハードルが低いと言っているのです。