飲食店の紙ナプキン
みなさん、飲食店の紙ナプキン、見たことがありますよね。
2つに折りたたんであって、2つの面の長さが異なるタイプです。
これ。
これって、なぜ、長さが違うか、知っていますか?
知っている人にとっては当たり前すぎる話を今回は書きます。
長さが違うのには、ちゃんと理由があるんですよね。
それは、1枚だけを取り出しやすいからです。
長い方の面の余った部分を指で押すことで、短い方の面との間にスキマができるので、あとは短い方をつまんで取り出すだけ。
絵で描くと、こんな感じです。
上下逆
ところが、たまに、これを知らない飲食店があるんですよね。
上下を逆に置いてしまっているんです。
すると、こちらの図のとおり。
はい、頭の部分が揃ってしまって、1枚だけを取り出すのが非常に面倒になります。
ボクが今でもよく通うラーメン屋さんで、昔、このように上下逆に紙ナプキンが置かれていました。
そのラーメン屋さんのどの支店に行っても、同じように上下逆。
なので、おそらく、きちんと各店舗に、そのように置くようにマニュアルがあったんでしょう。
それはそれで、チェーン店としては、きちんと機能していると言うことなので、良い話です。
ただし、根本的な知識が間違っていたんですね。
幸運にも、その店にはアンケート用紙が置かれていました。
どの店に行っても上下逆であることに気付いたボクは、アンケート用紙にそのことを書き残しました。
それから数ヶ月。
改めて、そのラーメン店グループに行くと、紙ナプキンが、上下きちんと置かれるようになりました。
そんなわけで、アンケート用紙の無い飲食店の経営者の方で、これに気付かずに上下逆に置いているのなら、改善してください。
客としても、店でわざわざ指摘するのも気恥ずかしい程度の話で言いにくいんですよね。
と言うわけで、今回は、ささいな話でした。