数をこなす
ボクは、社会人になってから、飛び込み営業と言うモノをたくさん経験しています。
飛び込み営業って、世間的には、イメージ悪いですよね。
特に、最近は、セキュリティが強化されて、飛び込み営業自体をやりにくい時代になっています。
しかし、世の中で売っているモノがすべて粗悪品では無いのと同じで、飛び込み営業で売りに来るモノも必ずしも悪いとは限らないんですよ。
ボクは多い年は1年で1万軒の訪問先に飛び込みました。
1日50軒で200日なら1万軒ですよね。
喜ばれるケース
1980年代後半、いわゆるバブルと呼ばれる時代がありました。
非常に景気が良かったんですが、景気が良かった分、金利も高かったんです。
預金する人にとっては、金利が高いのはメリットですが、ローンを借りる人にとっては、金利が高いのはデメリットです。
ボクは、社会人になって最初に就職したのは銀行でした。
1980年代後半に建てられたマンションに、1990年代になってから、飛び込み営業をかけたんですよ。
と言うのは、1980年代後半のバブル期に購入されたマンションには、8%近い金利のローンが付いていたんです。
しかし、1990年代に不景気になり、金利は一気に低下。
と言うことは、以前のローンから借り換えれば、金利負担を大幅に削減できます。
実際、飛び込み営業で最初にお客さんになってくれた人は、大喜びしていました。
そりゃそうです。
人生トータルで、1000万円近くも金利負担が減ったわけですから。
ボクも営業が成功し、お客さんも喜ぶ。
まさにWin-Winの関係。
そして、同じマンションなら、他の部屋もだいたい同じ時期に同じ条件で販売されているので、片っ端から飛び込み営業しました。
ボクの記憶だと、そのマンションは100戸くらいあって、半分以上がボクから契約してくれました。
もちろん、みんな大喜び。
ボクの営業活動も大成功。
これ、ボクが保険の営業をやっているときにも当てはまりました。
よくわからずに保険に入ってしまって、毎月、高額なおカネを捨てていた人たちに、きちんと数字で説明して、人生トータルでのメリットを理解してもらう。
もちろん中にはメリットの無い人もいましたが、その人たちには無理に保険は売りません。
ちゃんと、メリットのある人にだけ、保険を乗り換えてもらうのです。
これは、ボクのこのブログの保険のカテゴリーを読んでもらえばわかると思います。
こんな感じで、飛び込み営業って、必ずしも悪いことばかりじゃ無いんですよ。
良い商品を見せに買いに行かなくても、向こうから持ってきてくれるパターンもあるってことです。
結局、世の中は、表面的に考えず、きちんと中身をしっかりと考慮した人がトクをするようにできているってことです。
何だか不安に思い始めた人は、ボク宛にツイートでもください。
答えられる範囲で答えますよ。