政治の経験
現代日本の政治は自民党が与党の座に長く居座っています。
みなさんご存じの通り、腐敗しまくりにも関わらず。
それでも他党では無く自民党に票を投じる理由として聞くのが、
政権運営経験が豊富
と言うのがあります。
ここがボクは、日本の将来が暗い理由だと思うんです。
2大政党制
一時、日本でも2大政党制の議論はありましたが、いまやそんな話題をする人はほとんど見当たりません。
それは野党の体たらく。
でも、あえて言いますよ。
いつまでも自民党だけが政権運営していれば、他党はずっと政権運営経験を得るコトはありません。
これって良くないんですよ。
もちろん、他の民主党(立憲民主党や国民民主党)や他の政党に政権を任せるのは不安かも知れません。
でも、どのみち、いまの自民党も腐敗しています。
長く政権担当しても、何ら少子高齢化対策も人口減少対策もできていません。
であれば、他の政党に政権を任せてみればいいんですよ。
政権運営経験が豊富な政党が1つしか無いよりも、2つある方が、日本国民にとってメリットなのです。
なぜなら、与党が腐敗したら国民の審判が下り、もう一方の政党が政権を握るからです。
競争が起こるんですね。
競争が起こると、改善が促進されるのです。
いまの日本は、1強状態でライバルがいないので、腐敗が起こるのです。
独占状態よりも競争状態の方が、国家にとって好ましいのです。
ボクは、どこの政党の支持者でもありませんし支持するつもりも無いですが、1強独占状態であるコトは憂慮します。
いまは与党も野党もしょぼいんですから、どっちに政権を任せても大したコトはできません。
ならば、自民党と競争できる勢力を作る方がメリットは大きいと考えます。