任天堂
世界中で大ヒット、社会現象になっている、ポケモンGO。
日本では20日からダウンロード開始と言われながら延期。
ちょうどいいので先に言っておきます。
ポケモンGOが日本に来ると、ボクはとても心配なのです。
なにせポケモンは、あのゲーム界の大御所、任天堂が放ったからです。
任天堂といえば、30年も40年も前から、実に様々なゲーム機をヒットさせています。
世界的大ヒットです。
それは、ひとことで言えば、任天堂が作るゲームは面白い、それに尽きます。
この会社はとにかくゲーム作りが上手いんです。
かつて、ゲーム&ウォッチ、そしてファミリーコンピュータ、ニンテンドーDS、Wiiなど。
ハードウェアが売れまくるのは、面白いゲームが存在するから。
しかし、2007年にiPhoneが登場してからは、世界中でスマートフォンがブームに、そして今ではスマートフォンが当たり前の時代になりました。
もはや誰もが高性能なパソコンを手に持って歩いているようなモノです。
家でわざわざテレビの前に座ってゲーム機を接続して遊ばなくても、いつでもどこでも簡単にゲームができるようになりました。
あなたはGREEという会社を覚えていますか?覚えていますかというか今でも存在しますが。
かつて、2012年、GREEが絶頂期だった頃に、社員が、
任天堂の倒し方を知っています。
的な発言をしたことでおなじみですよね。
そうです。
スマートフォン時代というのは、それまでの任天堂のビジネスモデルからパラダイムシフトが起こったんですよ。
任天堂のハードを買って、そこで動くニンテンドーのゲームを買う。
それが、スマートフォンでは成立しません。任天堂がスマートフォンを作らない限りは。
もうほとんどの世界のプラットフォームはAndroidかiOSに牛耳られているわけです。
古いビジネスモデルである任天堂のビジネスは終わりだ。
そう囁かれていました。
しかし、任天堂の底力はハードではなくソフトにあるんです。
今回のポケモンGOはそれをまざまざと見せてくれました。
iPhone登場から9年経ちますが、今更ながらようやく任天堂が放つスマートフォン向けの本格的ゲーム。
それは、他のどれよりもスマートフォンの特性を活用したモノです。
さすが、恐るべき任天堂。
スマートフォンでもまた、ゲームで社会現象を起こしてしまいました。
グリーがゲーム以外の業界に進出して何とか生き残りを図ろうと苦しんでいる間に、任天堂はスマートフォンでも本領を発揮したわけです。
株価も上がってます。
日本での流行
そんなポケモンGO。
だからこそ、日本でも大流行するでしょう。
ポケモンGOが無い今ですら、スマートフォンを使いながら歩く人がたくさんいる日本。
歩きスマホをして電車に衝突する人。
他人にぶつかる人。
実際に死者も出ているわけですよ。
自分の命よりも大切なモノがスマホの中にあるはずも無いんですが、そんな簡単なこともわからない(思考力の無い)かわいそうな人たちが多いんです実際。
そこへやって来るポケモンGO。
間違いなくアホな人がさらに増えます。断言していいでしょう。
命を落とす人も出るでしょう。
お願いですから、クルマを運転しながらゲームなんて絶対にしないでくださいね。それで犠牲になるのは登下校の子どもなど。
ゲームしながら運転して事故を起こして他人の命を奪って自分の懲役10年とか20年とか人生を無駄にするわけです。誰得なんですか。それほど危険を冒してまで運転中にやる価値があることですか。
任天堂が放つ大ヒット作品だから、面白いのは間違い無いでしょうし、日本で始まったらボクもやってみたいです。
みなさんもぜひ、自分の人生を犠牲にしないよう、楽しみましょうよ。
このブログを読んでいる人が空前のバカでないことを祈ります。
全員歩きスマホin渋谷スクランブル交差点-もしもスクランブル交差点を横断する人が全員歩きスマホだったら?-