多すぎる事故
今年に入ってから、何度も何度も見る、ブレーキとアクセルを踏み間違えた自動車事故のニュース。
もちろん今年だけじゃなく、過去、毎年のように何度も見かけます。
高齢化社会なので、今後、もっと増えますよ、このタイプの事故。
なので、事故を防がなきゃいけないんです。
事故の罰則を強化する?
いえ、それは無意味です。
そりゃそうです。
自分の意思で犯罪を行う人間に対しては効果的ですが、自動車のブレーキとアクセルを間違えるのは本人の意思は無関係だからです。
罰則を強化しても事故は減らず、単に罰を受ける人がどんどん発生するだけです。
というわけで、この記事。
大事なのは、事故が起こる原因を取り除くことです。
一番簡単なのは、いまのブレーキとアクセルのペダルの仕組みを変更することです。
だって、ブレーキもアクセルもどちらも右足で踏む以上、誰でも間違える可能性がありますよね。
まったく真逆の動作を同じ操作で行う現在のシステムが間違いなんですよ。
だから、全世界の自動車メーカーはさっさと違うモノに変更すべし。
しかし、これが普及するにはまだまだ時間がかかりそうです。
それまでにも事故が起こる可能性は高いです。
事故を防ぐ
では、どうやって事故の発生を防ぐか。
ポイントは運転手ではなく歩行者にあります。
さっきも書いたように、事故の多くは運転手の意図ではなくミスなので、システムが変わらない限り、防ぎようが無いです。
なので、歩行者の心がけ。
先に行っておきますが、日本の法律では、落ち度が無い限り歩行者に罪はありません。事故を起こした運転手側の責任です。
でも自動車事故ってのは、悪いのは運転手でも犠牲になるのは歩行者。
だから、残念ですが、歩行者が自分で自分の身を守るしかありません。
ボクは一般の人より、かなり神経質な暮らしをしています。
もちろん、命を守るためです。
よく、交差点で信号待ちしながらスマートフォンに夢中の人がいます。珍しくないです。
あれって危険ですよね。
だって、もし走ってきた自動車が運転ミスで交差点の歩行者に突っ込んできたらどうするんですか?
スマートフォンに夢中だと、車が自分の体に衝突するまで気づかないでしょう。
命を落とす確率が高いです。
交差点の事故の発生件数はとにかく多いんです。
そんな危険な場所にいながら、しかも過去に何万、何十万件という交通事故が発生しているのを知識として知りながら、なぜ、注意しないんでしょう。
自分の命よりスマートフォンが大事ですか?
ボクは交差点で信号待ちするときも、念のために少し下がって立ちます。
そして左右からやって来るクルマを注視しています。万が一クルマが突っ込んできても、あらかじめ察知できれば、避けられる可能性が高まるからです。
交差点に突っ込んできたクルマに巻き込まれて亡くなる歩行者には何の罪もありません。
何の罪も無い歩行者がそうやって巻き込まれる事故が「大量に」発生しています。
だから、危険な交差点で何の注意もせず、ぼんやりしているのは、自分の命を「無駄に」捨てているようなモノです。
コンビニやスーパーなどの駐車場のクルマの前後で立ち止まっている人もよく見かけますよね。
あれも危険ですよね。ボクは絶対にしないです。
ブレーキとアクセルを間違えてこっちに突っ込んできたら終わりですよ。
これだけ事故が大量発生しているんだから、自動車の前後が安全なんて保証はどこにも無いんです。
せめてこのブログの読者さんは「無駄に」人生を終わらせて欲しく無いので、これからは慎重になってください。
命は有意義なことに使いましょうよ。