家電の評価
ボクが昔、このブログに書いた記事と同じようなコトをもう一度書きますね。
家電を作っているA社とB社。
ネットでの評判を見ると、
- A社の製品への悪口が100件
- B社の製品への悪口が1万件
これを見た人が、A社の製品を選びます。
その現象に対して、ボクは単純に、
もうちょっと頭を使おうよ。
と思ってしまうわけです。
母数
統計値としてきちんと把握するのであれば、悪口の絶対値だけを見ても意味がありません。
ユーザーの母数が必要です。
実は、A社の製品のユーザー数は1万人、B社の製品のユーザー数は500万人なのです。
なので、悪口の率で言えば、
- A社は1%
- B社は0.2%
となり、圧倒的にB社の方が高評価であると言えるのです。
ところが、B社の製品の悪口だけを見ていると、1万件も書き込まれているので、
悪口が殺到している、
ように見えてしまうのですね。
ここで、さらに重要なポイントを書きます。
1万件と言う件数を見て、悪口が殺到、に見えてしまうかも知れませんが、全体ではわずか0.2%です。
つまり、99.8%のユーザーは悪く評価していないんですね。
むしろ非常に優秀と言えます。
これ、SNSでの誹謗中傷を気にする人に言いたいのです。
誹謗中傷が殺到したとしても、それは、世の中の人間の数から見れば、ほんのごく一部なのです。
なので、そんなマイノリティの意見を気にしなくても良いのです。
大多数の人たちは、そんなコトを思っていないんですから。
これが先日、ボクが書き切れなかった、誹謗中傷への対処法の続きなのです。
ごく少数の頭の悪い人たちの意見によって人生を左右するようなコトをしなくて良いのですよ。