一人暮らし
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
ボクは一人暮らし歴が長く、もしかしたら一生、一人暮らしかも知れません。
一人暮らしというのは仕事から掃除から炊事から買い物、役所の手続きなど、日常生活すべてを自分でやります。
なので、家具や家電もとにかく自分に合ったモノ、一人暮らしに合ったモノを選ぶべきで、性能や豪華さで選ぶ意味はほとんどありません。
例えば、いくら大画面テレビが迫力があるからと言って、一人暮らしで50インチのテレビを買っても、あまり有意義な生活はできません。
大きすぎる家具や家電は場所を取りますし、掃除の時にちょっと動かすのも大変、廃棄するにも費用がかかります。
快適な一人暮らし生活をするために、一人暮らしベテランのボクが、家具や家電に対する考え方を書いてみます。
テレビ
ボクはテレビを見ないので所有していません。テレビは家電の中でも電気代が掛かる方です。夏場に節電のためにエアコンを切って命を削るより、テレビのスイッチを切ったほうがはるかに節電になります。
以前、ボクは40インチのテレビを持っていました。これは東京に来たばかりのボクが、まだこちらに友人もほとんどいなくて、自分の部屋でパーティーをするのに大画面テレビがあれば喜ばれるとそそのかされて買ったモノです。
買った時は確かにすごいと思いましたが、飽きると、邪魔なだけです。25インチでも40インチでも見る番組は同じですし。
掃除も面倒でした。
よって一人暮らしの人は25インチ前後のテレビで十分です。小さいと電気代も安いですし、掃除もしやすいですし部屋の模様替えもしやすいです。テレビが小さい分、部屋の空きスペースも増えます。
冷蔵庫
2ドアの200リットル未満で十分。400リットルなどの大きな冷蔵庫を買っても、ほとんど空っぽになります。
冷蔵室と冷凍室。これだけでOK。
そして、そのクラスの冷蔵庫は各社ほとんど差が無いです。
冷蔵室のほうが圧倒的に使う機会が多いので、冷蔵室が上にあるタイプが使いやすいです。
シャープの冷蔵庫は両開きで有名ですが、両開きではないタイプでもドアの取り付けを、買ってから右開きか左開きかを選べるモノがあり、部屋のレイアウトに合わせられて便利です。
経験から言えば140リットルクラスだと、たまにカレーの材料などを買い込んだ時にキツイので、170リットルタイプがオススメ。
これだと電子レンジを上に載せても高さも適度です。
掃除機
一人暮らしなので掃除機の出番は少ないです。なので高性能なモノもロボット掃除機もまったく不要。
普通の紙パックの掃除機で必要十分。というか、1Kくらいの間取りなら、掃除機を使う機会も少ないと思います。クイックルワイパーのような掃除道具でほとんど間に合うでしょう。
なので、小さくて軽くて邪魔にならない掃除機が良いです。
電子レンジ
電子レンジは一人暮らしには必須と言えます。レンジだけで調理できる食品がホントに多いので、レンジの有無は生活の利便性に大きく影響します。
レンジは性能・機能によって価格がまちまちですが、正直言って一人暮らしなら温め機能しか使いません。
ボクもいま使っている電子レンジは13年目ですが、温め以外の機能を使ったのは買った当初に興味本位で試してみただけです。
なので単機能レンジで十分。回転式は制限があるのでフラット式を選びましょう。掃除もラクです。
扉は横開きより縦開きの方が開ける回転半径が少なくてラクですが、まあ好みの問題ですね。
洗濯機
個人的には乾燥機能は必須だと思います。あればとにかく便利。シワになりやすいので外側に着る服などは干して乾かしたほうが良いですが、タオルなどを手早く乾かすには乾燥機能はありがたいです。
掃除の時などに洗濯機をちょっとズラしたりしたいことがあるんですが、ドラム式はとんでもなく重いので一人では動かせません。縦型でも40kgくらいあるんですが、ドラム式は倍くらいありますから。
価格も比較的安く、洗浄力も高く、本体も比較的動かしやすい縦型をオススメ。
ガスコンロ
ガスコンロはなかなか進化しません。数年に一回のモデルチェンジです。
正直言って、現在のガスコンロはどの会社も大きな進化はありません。
ガラストップで掃除がしやすいのが話題になる程度。確かにガラストップは圧倒的に拭き取りやすいですけど、中性洗剤でこまめに手入れをすれば、普通のコンロでもそんなに苦労しません。
真ん中に魚焼きグリルが付いているタイプがあり、水が必要なタイプや不要なタイプ、片面焼き、両面焼きがありますが、ほぼ使わないので、気にしなくていいでしょう。
あと、ツマミをひねって点火するタイプよりも押して点火するタイプのほうがラクです。
その点でボクはハーマンを使っています。デザインもカッコいいですし。
これは都市ガス用の左側が強火のタイプです。
シーリングライト
シーリングライトもこなれた製品で、大した進化は無いです。蛍光灯かLEDかを悩む程度ですが、価格も下がり性能も良くなったので、これから買うならLEDでしょう。省エネで寿命も長いですし。
あと、リモコン必須。リモコンがあれば就寝時にめちゃくちゃ便利です。寝る場所の照明はリモコンタイプにすることをオススメします。
炊飯器
一人暮らしって、ご飯をあまり炊かないんですよね。まあでも弁当を自分で作ったりするなら炊飯器は必須。
ボクは炊飯器によるごはんの味の違いがよくわかりません。どちらかというと米の種類による気がします。
なので廉価な炊飯器で十分。IH炊飯器の他に圧力IH炊飯器もありますが、技術的にこなれていないですし高価ですし壊れやすいですし、しかも炊飯器が高いからご飯がおいしいとは限らないんですよ。
高い炊飯器よりも米を変えるほうが効果的なんです。
ここではIH炊飯器を載せておきますね。
衣類ケース
衣類はタンスでは無くスタッカーに収納します。
スタッカーと言えば、フィッツ(Fits)シリーズが圧倒的に有名ですが、ボクはその中の、フィッツユニットシリーズを使っています。フィッツよりも圧倒的にデザインが良いので、インテリアとしても安っぽさがありません。
また本体も頑丈で、引き出しは簡単にスルリと引っ張れます。
引き出しは少し曇った透明で、中身がある程度見えるので、いちいち引き出しを開けなくても判別しやすいです。来客時に気になる人は避けたほうが良いですが、日常使用には便利です。
分割や合体もでき、部屋のレイアウトがしやすいですし、移動もラクです。
いくつかのサイズがあるので探してみてください。ボクは幅が45cmで奥行きが55cmのタイプを複数組み合わせています。高さは用途に応じてまちまちです。
奥行きが74cmのタイプもありますが、奥行きが長いと部屋のレイアウトを邪魔します。
本棚
普通の木の本棚はかさばりますし動かしにくいです。
ボクはスチールラックを本棚にしています。天井まで突っ張るタイプです。
これだとスペースを有効に利用しつつ、ラックの格段に色んなモノを引っ掛けることもできて便利です。
パイプなので、向こうが見通せて圧迫感も少ないです。
格段の高さ変更もできます。
ベッド
一人暮らしなら一般的にはパイプ系のベッドでしょう。布団も良いですが、毎日の上げ下ろしの手間が面倒です。
パイプ系のベッドならベッドの下も収納スペースになります。
ボクは睡眠障害なのでベッドだけは一人暮らしらしからぬ費用を掛けました。
ダブルベッドでポケットコイル、厚さ30cmのダブルマットレスです。非常に場所を取り、ベッドの下のスペースもありません。
まあこれは特殊なケースですね。
ちなみに、ベッドからの転落防止用にベッドガードを付けることがあるかもしれませんが、あれを付けてしまうと気軽にベッドに腰掛けられなくなって後悔します。邪魔です。
デスク
デスクは広いほうが便利です。部屋の広さが許すなら広めのワークデスクをオススメします。
ボクが使っているのは幅が180cmで奥行きが70cmです。
チェア
チェアは何でも良いんですが、できれば、背もたれが頭の高さまであるハイバックタイプがラクです。
高級品でも廉価品でも、普通の人にはほとんど違いはわからないと思います。
メッシュタイプが軽くてむれにくくて快適です。
食器棚
一人暮らしなら食器は少ないですが、収納場所は必要です。食器棚で場所を取られるのは嫌なので高さを活かしましょう。炊飯器を置くことができるタイプで、コンセントがついていれば便利です。
カグスベール
重い家具にはすべてカグスベールをセットしておきましょう。移動がラクになり掃除がしやすいです。
意外な役者、脚立
いかがでしょうか。
一人暮らしのコツはとにかく必要以外のモノを持たないことです。
モノが多いと整理整頓が大変ですし、引越しも面倒です。掃除もしにくくなります。
モノを買うということはおカネを使うということで無駄遣いの原因です。
家具や家電は捨てるにもおカネがかかります。
今回書いた以外に、アイロン、ドライヤー、目覚まし時計、調理道具など、まだまだ必要になるモノがあります。
あと、文具を入れるための多段式のケースがあれば便利です。
それと脚立。照明の交換や高い位置のモノを取るときや掃除などに意外なほどに役立つことを付け加えておきます。普段はたたんで隙間に収納できるので、そんなに邪魔になりません。