炭水化物を完全に避ける必要は無い
昨日もそうですし、このブログでダイエット記事は何度か書きましたが、ここでおさらい。
炭水化物ダイエットが流行っていますが、炭水化物を避けるのはとても難しいです。
穀物にも、麺類にも、イモ類にも、飲み物にも、野菜にも炭水化物は含まれるからです。
それらを避けていたら、食べ物の種類が非常に限定されます。
偏った食べ物ばかり食べると欲求不満になって、ダイエットが続きません。
なので、炭水化物を含んでいても、ダイエットに悪影響が無い食べ物を選ぶ方法を書いておきます。
結論を先に言うと、
炭水化物ダイエットと糖質ダイエットは別
ってことです。
この図にあっさりと描きました。
炭水化物は食物繊維と糖質でできています。
そして、さらに糖質の中には糖類と呼ばれるモノがあります。
なお、世の中には糖分と言う言葉もありますが、糖分は正式な専門用語では無く、人によって、会社によって、使い方がまちまちなので無視しましょう。
上図のように、炭水化物と言っても、食物繊維と糖質に分かれます。
ダイエットを意識するなら、炭水化物を避けるのでは無く、糖質を避けるのが良いんです。
炭水化物制限では無く、糖質制限ですね。
食物繊維は消化されないので、接種しても太りません。
それどころか、食物繊維は糖質の吸収を抑えてくれるので、むしろ好ましいんですね。
もし仮に、糖質を含まず、全部が食物繊維である炭水化物があれば、避ける必要は無いってコトですね。
具体例
これを買ってみました。
栄養成分表示欄は次の通り。
炭水化物は23.7グラムです。
糖質は20グラム、食物繊維が3.7グラム。
つじつまが合ってますね。
そして、その糖質20グラムのうち、糖類が2.0グラム。
てことは、本来の砂糖的なモノは2.0グラムで、残りはスクラロースなどの他の甘味料であることがわかります。
この食品を食べると、消化されるのは、23.7グラムではなく、20グラムと言うことです。
では、次はどうでしょうか。
コンビニのセブンイレブンで売られているZERO kcal CIder(ゼロキロカロリーサイダー)と言う商品です。
これは特徴的ですね。
炭水化物は7.0グラム。
そのうち、糖質は1.0グラムで、食物繊維は6.0グラム。
つまり、炭水化物とは言っても大半は食物繊維なので、身体に吸収されません。
1本飲んでも糖質は限りなく少なく、また、食物繊維が多いので、だから、「脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする」と書かれているんですね。
まあボクは別に、積極的にこのサイダーをオススメするわけではありませんが、ダイエット中に甘いモノが欲しくなった場合に、ダイエットの害にならずに飲める飲み物としてはアリなわけです。
ポイントは、炭水化物の有無では無く、その中の食物繊維と糖質だと言うことです。
そんなわけで、ボクはしばらくダイエットを続けます。
現時点で、身長179cm、体重76kg。
まずは体重70kgを目指します。