カレーは辛い
いつもと全然違う話題です。
なにげに思い出したので、書いておきます。
ボクが、優秀なトークだと思ったので。
20年くらい前ですかねえ。
とあるテレビ番組で、ダウンタウンがトークをしていました。
松本人志(まっちゃん)が、甘口のカレーを非難していたんです。
そもそも、カレーとは辛いモノだから、甘口のカレーと言う存在自体が許せない、と。
カレー自体が辛いと言う概念を含んでいる、と。
すごく辛いカレーだとキツいので、辛さを少し抑えたカレーにしてください、と言うのなら理解できる。
でも、甘いカレーと言うのは、その範囲を超えている、と。
例えば、部屋に入って、クーラーが効きすぎて寒かったとします。
そこで、クーラーの効きを少し抑えて欲しい、と言うのならわかる。
でも、クーラーが効きすぎているからと言って、なぜ、暖房にするねん!
甘口のカレーとは、そう言うコトです。
例えば、自動車でスピードを出しすぎているから、少しスピードを落として、と言うのならわかる。
でも、スピードを出しすぎているから、バックしてくださいはおかしいやろ!
と言うコトです。
ボクは、この例え方は上手いなあ、と思いましたよ。
甘くて刺激的
それでも、甘口のカレーと言うモノを作りたいのなら、それはもう別の食べ物としてくれ、と、まっちゃんは提案していました。
例えば、
フリンフォン
と言う名前にしてくれ。カレーとは無関係の食べ物として。
カツフリンフォン
ビーフフリンフォン
と。
トークの最後では、辞書で、カレーの意味を調べていました。
カレーの定義として、
刺激性の香辛料
と言う意味のコトが書かれていました。
まっちゃんも、
ほら!ちゃんと「刺激性」と書いてある!やっぱりカレーは辛くないとダメ!
と言いました。
そして、まっちゃんが最後に言ったひと言。
甘くて刺激があるのは恋愛だけ!
うん、やはり、上手いですね。ベタですが、バカ受けでした。
そんなわけで、昔の記憶が出てきたので、書き綴ってみました。