ファイナンスの基礎
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
あいかわらず忙しいです。
思えば、東京から横浜に引っ越したのがこの3月。
いまは8月。
横浜に来てから、カレンダー上の土日祝日に一度も仕事を休んでいません。
なのでボクはいまだに土曜日や日曜日や祝日の横浜の様子がわかりません。
花火大会もあったようですが、もちろん無縁。仕事仕事。
海も山も無縁。
仕事以外、誰とも会わず誰とも会話せず。
仕事以外何もせずに、あっという間に5ヶ月が過ぎ去りました。
どうやらボクはこのまま生涯を終える運命のようです。
そんな忙しい中、今日は仕事の中で軽いファイナンスの話が出ました。
トヨタも大借金
ボクの同僚の女性が言うには、
「トヨタ自動車って、あれだけ大きいから、無借金だと思ってた。」
だそうです。
もちろん大間違い。
トヨタは会社が大きい分、負債の額も数兆円あります。日本有数の巨大借金会社です。
別にトヨタに限らず、ほとんどの会社は負債を抱えています。
ファイナンスの知識が無い人にとっては、どうやら、優秀で儲かっている会社は借金など不要、だと思い込んでいるようです。
これに関しては、以前、ボクも書いていて、多くのアクセス数を集める記事になりました。
まあ、無借金経営なんて、必ずしも良くないんですよ、というひとつの事例を書いた記事なんですね。
実際には借金をすることにはボクはもっとメリットがあると思っています。
そして、実際、世の中の多くの経営者はそれを知っています。
だからこそ、ほとんどの会社が借り入れを起こすんですね。
借金のメリット
では、ボクが思う借り入れのメリットを簡単に書いてみます。
- 資本効率が上がる
これはさっき載せた記事のとおりですね。自分のおカネに他人のおカネを足すことによって、自分のおカネだけでは得られないような大きな利益を得られるわけです。
大きな借金が大きな利益をもたらすと言うことです。
- ビジネスチャンスが広がる。
これもさっきの記事ですね。少ない自己資本では、その範囲内でしか仕事ができませんからね。これは時間を買うのと同じ意味です。
- 金利は損金算入となり、税金が安くなる。
金利は事業の経費とみなされるので、その分、法人税が安くなります。
- 資本コストが下がる
例えば3%の利息がもらえる預金と、最大3%の利益が得られる株と、あなたならどっちを選びますか?そりゃ前者ですよね。後者はおカネを失うリスクを負いながら最大でも3%の利益しか得られないんですから。前者は必ず3%の利息をもらえます。てことは逆に言えば、株にはもっと大きな利益を期待するわけです。
会社が資金調達するとき、株主からは大きなリターンを要求されるってことです。なので低コストで資金調達したいのなら借金した方が良いわけですね。
- 銀行が経営アドバイザーになる
銀行からカネを借りれば、銀行に縛られます。これは言い換えれば、銀行によってアドバイスを受けられるということです。無借金だと、経営者が暴走しても誰も止められない可能性があります。実際、そうやって破綻した会社もありますからね。
いかがでしょうか。
もちろん借金が大きすぎるとリスクも高まりますが、まったく借金が無いよりは、バランス良くあったほうが、いろいろとメリットがあることがわかると思います。
いまいち理解できない人は、Twitterで投げかけてください。