節税
勤め人の人たちがよく、
「経費で落とせるからいいよね」
と言います。
自営業者に対してです。
自営業者はモノを買っても経費で落とせるから損しない、みたいに思っているんでしょうか。
そもそもおかしいですね。
例えば、1万円のモノを買って、1万円全額を経費にできても、それは1万円に対する税金が減るだけです。
税率が30%なら、3,000円の税金が減るだけです。
1万円が出て行くコトに変わりはありません。
ふるさと納税の必要性
ボクは、いまのところ、ふるさと納税を活用していないんですが、それも同じ意味合いです。
ふるさと納税は、寄付額が控除されるから、その分、所得税が軽くなる。
これは事実でしょう。
でも、そもそも、そのために返礼品を求めて寄付をするのは、ボクには合わないのです。
なぜなら、寄付金自体は出て行くから。
もし、返礼品に生活必需品があれば、それに寄付しても良いんですが、特に無いんですよね、ボク的には。
必要も無いモノをもらうために寄付するのはムダです。
1万円のふるさと納税をして、所得税が仮に4,000円減ったとしても、1万円が出て行くコトには変わりは無いのです。
節税はあくまでも、必要なモノと税の軽減がセット。
それらの合計が、寄付額より大きければ、おトクです。
いまのところ、ボクにはそれが見当たらないので、ふるさと納税は利用しません。
10月1日から制度が厳しくなって、さらに遠ざかりました。