稼いだおカネ
バビロン大富豪の教え。
ベストセラー本なので知っている人も多いでしょう。
大富豪になるための方法論が書かれています。
ボクも、この本では無いんですが、金融業界出身なので、かなり昔に、この方法論を読みました。
購入するよりも、Kindle Unlimitedの方が安いので、気になる人は読んでみてください。
書いてあるコトを大ざっぱに言えば、稼いだおカネのうちの一定額を必ず毎月貯めておけ、と言う話です。
時間を武器にします。
早期から始める方が複利効果が働き、指数関数的に資産が増えます。
まあ、当たり前のコトですが、それができないのが大多数の人々なので、少数の人が富豪になると言うわけです。
おカネを減らさない
そして、ボクはそれに加え、もうひとつの考え方を取り入れています。
タネ銭を使わない、と言う考え方です。
例えば、月に10万円を稼ぐとしましょう。
その中から1万円を使ってしまうと、残りは9万円に減ってしまいます。
しかし、10万円を投資に使い、11万円に増やしてから1万円を使うと、引き続き10万円は手もトンに残ります。
つまり1万円を使っても、おカネは減りません。
ここで言う10万円がタネ銭です。
タネ銭は常にキープする。
翌月、また10万円を稼げば、タネ銭は20万円になります。
これを投資すれば、2万円の投資益。
であれば、1万円使っても、20万円のタネ銭が残りますし、さらに1万円も残ります。
タネ銭が50万円なら、投資益は5万円。
1万円使っても、54万円が残ります。
ポイントは、タネ銭を残すコトと投資を行うコト。
日本では投資よりも預金が好まれます。
この30年、日本は他の先進国より相対的に貧しくなったと言われていますが、それは投資文化が定着していないコトが大きな要因のひとつだとボクは考えています。
投資とは、単に投資家の資産運用としての手段だけでは無く、産業の活性化にもつながるからです。