新規事業
先日から書いているとおり、起業するので、日々、準備をしています。
のんびり起業ですが。
開業資金が必要ですが、ボクには2つの選択肢がありました。
- 自己資金を使う
- 借り入れる
借り入れ
自己資金があるなら、自己資金を使えば良いじゃん、と思われそうですが、ここは財務レバレッジの発想。
そもそも、ボクが持っている資金の大半は株式運用です。
はっきり言って、銀行預金よりも、はるかに稼げています。
数年で数倍になるレベル。
もし、その資金を株式運用から外して、開業資金として使うと、株式運用の機会を逃してしまうんですね。
なので、借り入れを選択しました。
なぜなら、借り入れのコストつまり金利の方がずっと低いからです。
わかりやすく言いましょう。
例えば、運用すれば年利10%で儲かる資金があるとします。
それを運用せずに使ってしまえば、年利10%を捨てるコトになりますよね。
一方、年利10%で儲かる資金は、そのまま運用に使っておきます。
そして、開業資金として、外部から2%の金利で調達します。
すると、差としては8%です。
前者なら、10%を捨ててしまうコトになります。
後者なら、8%を得られます。
なので、ファイナンスの観点から、自己資金を使わずに借り入れを選択したわけです。
低コストでの資金調達が可能なら、それを選択すれば良いのです。
これを財務レバレッジと言います。
おカネを持っていても、あえてそれを使わずに外部から調達するんですね。
これはあくまでも、コストの違いを考えた上での話です。
もし、手元資金が稼ぎを生み出していないのなら、わざわざ外部から金利を払って借り入れをせずに、手元資金を使う方が有利、と言うコトになりますね。