両耳
EARINというBluetoothイヤフォンが話題になっています。
これは両耳タイプのBluetoothで左右のケーブルが無いので話題になっているんです。
ボクは以前、こういう記事を書きました。
Bluetoothのイヤフォンはワイヤレスだからすごく便利なんですが、両耳タイプだと左右のイヤフォンをつなぐ必要があって、それはワイヤレスではなく、ケーブルなんです。
ワイヤレスだと片耳タイプが多いんですね。
こういうの。
ワイヤレスだとケーブルの断線の心配が無いのが大きなメリットなんです。
でも片耳はツラい。
というわけでボクはこういうのを使うわけです。
そこへ登場したEARIN。
もうホントに賞賛します。
技術の進歩のすばらしさ。
しかし、ボクにはEARINをオススメできない大きな理由があります。
それは技術の進歩とユーザビリティが必ずしも一致しないというよくある話になるんです。
例えばAndroidスマートフォンとiPhone。
WindowsパソコンとMac。
スペックではどう見てもAndroidが上なのに実際に使いやすいのはiPhone。
スペックではどう見てもWindowsパソコンが上なのに実際に使いやすいのはMac。
これは長年、AndroidもiPhoneもWindowsもMacも使ってきたボクが常に感じていることです。
EARINというイヤフォンの技術的すばらしさは疑問の余地がありません。
ケーブルが無いことで断線の心配や取り回しの便利さは劇的に改善されます。
リスクが大きい
しかし。
ボクはかつて片耳タイプのBluetoothイヤフォンを何度も買いました。
なぜ、何度も買ったのか。
それは、紛失するからです。
考えてみてください。
雨の日の傘の紛失。どれだけ多いか。
ボクも経験があります。
あんな大きなモノでも紛失するんです。
小さなイヤフォンを紛失する可能性がどれだけ大きいか。
小さなイヤフォンでも価格がそんなに高額で無ければダメージは少ないかもしれません。
しかしEARINは実売で3万円前後。
これは紛失したら痛いですよねえ。
紛失だけでなく落下のリスクもあります。
考えてみてください。
満員電車に乗っていて、耳からポロっと電車の床面に落下したら。まず拾えません。
そういう事情もあって、ボクは片耳タイプのイヤフォンはやめました。
残念ながらEARINもオススメできないんですよね。
もしボクがEARINを買うとしたら、それは耳フックが付いた時です。