複数回押し
今回は、今から8年ほど前から書いているネタですが、久しぶりに書いてみますよ。
電車内で、たまたまボクが立っていて、その前に座っている人がスマートフォンを使っていました。
彼は、LINEをやっていたのでしょうか。メールをやっていたのでしょうか。
そこまではわかりません。
ただ、ひとつだけわかったことがあります。
それは、彼は、
お の文字を入力するのに、 あ のキーを5回押しているのです。
こ の文字を入力するのに、 か のキーを5回押しているのです。
昔の携帯電話の文字入力方法ですね。
昔はそれしか無かったんですよ。
5回押さないと、お、こ、そ、と、の、などが入力できなかったんです。
しかし、昔の携帯電話から、いまはスマートフォンの時代。
実際の物理的なキーが無くなって、画面タッチになりました。
物理キーが無くなってタッチに変わったのに昔ながらの入力をしていると、かえって不便です。
同じ方法なら物理キーがあった方が便利です。
そこで登場するのが、フリック入力です。
フリック入力の最大の特徴は、超高速に入力できること
です。
フリック入力
この画面を見てください。かを入力するなら、かのキーをそのままタップ。
ここからがフリック入力です。きを入力するなら、かのキーを左へフリックするんです。
同じように、くを入力するなら、かのキーを上へフリックします。
けを入力するなら、かのキーを右へフリックします。
こを入力するなら、かのキーを下へフリックします。
他の行もすべて同じです。
- あ段:タップするだけ。
- い段:左へフリック。
- う段:上へフリック。
- え段:右へフリック。
- お段:下へフリック。
つまり、お段の場合でも5回も押す必要は無くなるわけですよ。
このフリック入力を覚えてしまえば、従来の複数回押しが面倒になります。
当然、フリック入力の方が速く入力できます。
でも、覚えるのが大変そう、なんてあなた。
全然。
こんなの数時間で身に付きますよ。
頭で覚えるのでは無く、身に付きます。
練習用アプリもあるので、知らなかった人は身に付けちゃいましょう。
これはiPhoneアプリですが、Android用もたくさんあります。
と言うわけで、
電車内の彼。
画面をのぞき込んだわけでも無いですし内容が見えたわけでもありません。
たまたまボクが下を向いたら、キーボードを連打しているのが見えただけです。
すみません。
あと、今回の話は好みの問題です。
従来の複数回押しが好きな人は、もちろんどうぞご自由に。
あくまでも知らなかった人向けの記事です。
時間の節約になり疲れも減ります。
スマホでの入力が速い人はたいてい、このフリック入力を使ってますよ。