スマートフォンの紛失について
ボクは自宅の玄関ドアの鍵に、AirTagを付けています。
もちろん、紛失対策ですね。
この地球上のどこかで鍵を紛失した場合、それが見つかる可能性は皆無に近いです。
なので、鍵へのAirTag装着は理にかなっていると思います。
でも、スマートフォンにAirTagを装着するのって意味がほとんど無いんですよね。
GPSがあるけれど
なぜなら、スマートフォンにはGPSによって位置情報を知る機能があるからです。
あらかじめ、スマートフォンの位置情報設定をオンにしておけば、そのスマートフォンの位置を知るコトができます。
例えば、iPhoneなら、そのiPhoneを紛失しても、自宅のパソコンでAppleのアカウントにログインすれば、iCloudの地図画面で自分のiPhoneの現在地がわかります。
Android機なら、Googleにログインですね。
では、問題となるのは、そうです。
AppleやGoogleにログインするための情報です。
当然ながら、現在では、ログインにはIDとパスワードが必要です。
ボクは昔から、パスワード管理アプリを使っています。
パスワードはサイトごとにすべて異なるモノを設定していますし、できるだけ長く設定しているので、自分のアカウントのパスワードなんて覚えていないのです。
なので、パスワード管理アプリは必須です。
ボクはiPhoneユーザーですが、もし、iPhoneだけにパスワード管理アプリを入れていたら困りますよね。
そのiPhone自体を紛失したら、パスワード管理アプリも使えません。
なので、同じパスワード管理アプリを、必ず自宅のパソコンにも入れています。
もっと言えば、iPadにもAndroid機にも入れています。
そしてすべて同期。
こうしておけば、どれか1台を紛失しても、手元にある他の端末でパスワード管理アプリを起動して、AppleもしくはGoogleにログインできるわけです。
常々言っていますが、人間はミスをする生き物です。
ミスしないコトを目指してもうまくいきません。
ミスしても損害を抑えられるように仕組みを作っておくのが大切です。
スマートフォンなんて紛失しない、と決めつけるのでは無く、紛失しても損害が発生しないようにするのが大切です。
そのためには、スマートフォンにロックを掛けるコト、位置情報をオンにするコト、複数の端末にパスワード管理アプリをインストールしておくコト、が大切なわけです。