知らないURL
昔から無くなる気配が無いスパムメール。
「知らない人から来たメールは無視しなさい!」
両親からそう言われて育った人も多いでしょう。
しかし、メールの中にURLが記載されていたりファイルが添付されていたら、開いてみたくなるのも人情。
そんなあなたに、そういう気持ちを思いとどまらせてあげます。
例えば、以前、ボクの手元に知らない人から来たメール。メールにURLが記載されています。
上記のURLは、HTTP://www.ryokan-yoyaku.com/という、いかにも旅館予約っぽい語でできています。
ああ、これなら問題無し
そう思ったあなた。ちょっと待ってください。
もしあなたがiPhoneユーザーで、メールアプリでメールを見ているなら、メール内のURLを長押ししてみてください。
すると次のような画面が表示されます。そこには真のURLが表示されます。
何だか怪しいURLですよね。
メールに記載されるURLって必ず本物とは限らなくて、上記のように偽装されているケースが少なからずあるんです。
知らない人から送りつけられてくるスパムメールなんかはこういうことをしているケースが多いです。
別に怪しいURLだからって、クリックしても、知らないページが開くだけでしょ?
そう思っているあなた。
甘い!
コメダ珈琲のシロノワールに追加でハチミツをかけるくらい甘い!
ホームページって単に開くだけとは限らないんです。
そこにJavaScriptなどのプログラムが仕込まれていたら、ウイルスに感染したり端末が乗っ取られたり情報が流出する危険性があるんですよ。
知らないファイル名
もうひとつの例。
次の画像を見てください。jpgファイルが添付されているように見えます。
これもさっきと同じように長押ししてみましょう。すると……。
ほら、また同じように真のURLが表示されましたよ。怪しいURLですね〜。
jpgファイルでも何でもなく、怪しいページのURLだったわけです。
だからこれも開いてはいけません。
今回は、こうやって、真のURLを見分ける方法を紹介しました。
ホントはそもそも、知らない人からのメール自体を無視するべきです。
削除しちゃいましょう。