非天マザー by B-CHAN

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パソコンの進化で叶える音楽

パソコンの進化

 

 

ボクがパソコンを初めて使ったのは大昔。

幼い頃でした。

まだ、マウスもありません。

キーボードだけで操作する時代。

カラーも8色しか表示できませんでした。

音も貧弱でした。

いわゆるパソコンと言うモノが世の中に普及する初期の初期ですね。

学校のクラスでもパソコンを使っているのはボク一人。

そもそもパソコンって何?と言う時代でした。

 

そこからパソコンはどんどん進化して高性能化しました。

ボクにとって、その進化は幸せの源泉でした。

そのひとつが音楽。

 

 

パソコンで音楽

 

 

ボクは中学生のときに吹奏楽部でトランペットを吹く、いわゆる文化系男子でした。

人生で得意なスポーツと言えば、スノーボードとバドミントンとドッジボールくらい。

走るのは遅い。

身体は硬い。

バレーボールやバスケットボールやサッカーなど大きなボールを使う競技はほとんど絶望的なくらい下手。

一方で、機械いじりやプログラミングや音楽作りは好き。

 

昔のパソコンで音楽をやるのは苦行でした。

何せ、性能が低くて音もろくに出ませんから。

でも、今のパソコンは超高性能。

 

昔のシンセサイザー(ハードウェアのシンセサイザー)を、今のパソコン上で、ソフトウェアとして再現できるのです。

 

例えば、1980年代に世界で大ヒットしたKORGのM1と言うシンセサイザー。

これを使っていたミュージシャンはたくさんいました。

 

そんなM1を今はパソコン上で再現できるのです。

KORG M1

 

 

M1に限らず、かつての様々なシンセサイザーが今ではパソコン上でソフトウェアシンセサイザーとして再現できます。

しかもほとんどが低価格。

M1も当時の価格で20万円前後でしたが、上図のソフトウェアM1なら数千円。

しかも、同時に他のソフトシンセも鳴らせるのです。

ヤマハのシンセとKORGのシンセとRolandのシンセを1台のパソコンで同時に鳴らす、と言う、アマチュアには夢のようなコトがカンタンにできてしまう時代なのです。

 

コンピュータの進化によって、やがて知能を持って人間を襲うようになる。

そう言う、道具脅威論を唱える人もいますが、ボクに言わせれば、ウルサいのひと言。

 

包丁を武器として使うのは人間の意思です。

 

道具の進化が悪いのではありません。

 

パソコンの進化のおかげで、ボクのような文化系も、非常に少ない労力で自宅で音楽をできるようになりました。

 

すばらしい世の中ですよ、ホントに。