事故
今日、痛ましい事故がありました。
4台玉突き事故で子どもら3人死亡 兵庫・加古川(18/10/25)
ボクはいつも思うんですが、死に至る事故って、ニュースで伝え聞くだけでは、実感が湧きにくいんですが、実際の現場では、耐えきれないほどの痛みの中で亡くなっているわけです。
想像してください、
金属バットを振って顔面に激突させられることを。
痛そうでしょ?
想像するだけでもイヤでしょ?
でも、それだけでは死なないかも知れません。
トラックに挟まれて亡くなると言うのは、亡くなるまでの間、亡くなるくらいの激痛を感じるわけです。
これを読んでいるあなた、自分の腕を、真っ二つに折れますか?
それはもう激痛ですよ。でもそれでは死にません。
それをはるかに超える激痛で亡くなるのが交通事故です。
トラック
交通事故の悲惨な点は、とにかく死に至るほどの猛烈な痛みの中で人生を終える点。
そして、その地獄の激痛がニュースでは全く誰にも伝わらない点。
交通事故死が年間4000人つまり毎日10人以上も発生しているのに、なんら対策が行われない点。
事故で10人亡くなったら大ニュースでしょ?
それが1年間365日連続で起こっていて、それが何十年も連続で起こっているのに、誰も異常性を感じない。
なのに、たまに数名の殺人事件が起こると歴史的な大騒ぎ。
要は、交通事故ってのは、365日連続で10人の殺人事件が起こっているのと同じです。
アクセルとブレーキを踏み間違えまくっているのに、それでも、ずーっと、アクセルもブレーキも同じ右足で踏む構造を変えようとしない。
ボクは、アクセルは右手、ブレーキは右足で良いと思うんですけどね。
クルマに乗る人。
覚悟してください。
クルマに乗ると言うことは、一切、落ち度が無くても、死ぬかも知れないと言うのと同じ意味です。
今日、今からクルマに乗る人は、これが人生の最後の可能性があります。
かなりの高確率です。
年間に4000人も死ぬ事故は他に無いですよね。しかも何十年も連続で。
ボクは自分が運転するときはめちゃくちゃに車間距離を取ります。
なぜなら、万が一、後ろから追突されても、前のクルマに挟まれないで済むかも知れないからです。
車間距離を取れば渋滞の原因になる?
知ったコトでは無いです。
自分の子供の命と渋滞回避。
どっちが大切ですか?
もちろん高速道路では、なるべく後ろに大型車が来ないように車線変更しながら走ります。
一番怖いのは右カーブ。
日本では左側をクルマが走るので、右カーブのときは、対向車とすれ違うときは、対向車が自分に向かってきますよね。
万が一、対向車の運転手がミスをしたり酔っ払いだったら、自分に突っ込んで来て正面衝突。
左カーブなら、その心配はありません。
なので、ボクは事前に右カーブがあることがわかるときは、なるべく対向車がいないタイミングで右カーブを通過するようにスピード調節します。
自分が時速40キロメートルでも、相手が時速40キロメートルなら、相対速度は時速80キロメートル。
おそらくどちらもぺしゃんこで死にますね。
事故で死んで行った人たちは、生きているときは、他の人の交通事故死を見て、気の毒に、と思っていたでしょう。
まさか次に自分がそうなるとも知らずに。
全員がそうです。
クルマに乗ると言うことは死ぬのと同じだと言うことです。
自分が交通違反をするかどうか関係ありません。
追突されたら死にます。
死ぬほどの激痛が人生最後の経験です。
それを考えるようになってから、ボクはクルマを運転する機会を激減させました。
今日の悲惨なトラック追突事故を見て、改めて、そんなコトを考えました。