事故
2022年に北海道の知床沖で観光船が沈没して、たくさんの人が亡くなったり、いまだに行方不明です。
ホントに恐ろしい事故であり、事件でした。
さらに恐ろしいのは、いまでも、救命胴衣は義務付けられても、救命いかだは義務付けられていない、と言う点です。
救命胴衣は無意味
救命胴衣があれば大丈夫と思ってしまいそうですが、違いますよね。
あの事故の重大なポイントは北海道であった点。
つまり、水温が非常に低かったんですね。
船が沈んで投げ出された人が救命胴衣で水面に浮いていても、水温が低くて数分で意識を失って死亡します。
溺死では無く低体温症による死亡です。
なので、救命胴衣なんて無意味なんですね。
でも、救命いかだのコストが高すぎる。
では、観光客はどうやって身を守れば良いのか。
いまのところ選択肢はひとつしかありません。
そうです。
水温が低い時期・エリアの船には乗らないコトです。
そう言えば2022年の夏にボクは遊覧船で長崎県の軍艦島を見て来ました。
あんなに温かい時期・エリアでも、
もしこの船が沈んだら。
と思うと恐怖感がありました。
救命胴衣があってもです。
寒い場所では船が沈んだ時点で死亡です。
そう言う船には乗らないと言う思いを強くしました。