中学生が事件を
今週、中学生が同級生を刃物で刺した事件が大きなニュースとして流れました。
刺された同級生は亡くなったとのコトで最悪の結果となりました。
このニュースを聞いて、
刺した中学生は悪いヤツだ
と考えるのは短絡的ですよね。
なぜなら、刺すに至った動機、原因があるはずだからです。
原因と手段
とあるメディアに記事として載っていたんですが、今回の事件を受けて、学校に凶器を持ち込ませないように現場が苦慮しているようです。
生徒たちにもう同じ思いをしてほしくないからです。
それを聞いて、ボクはますますわけがわからなくなりました。
ん?
凶器は単なる手段に過ぎません。
学校に凶器が持ち込まれなければ解決する問題でしょうか。
犯罪を防ぐのに必要なのは、その手段を奪うコトではありません。
手段を奪っても、別の手段があるからです。
学校に凶器を持ち込ませないコトに成功したとしても、学校外で刺されれば同じコトですよね。
問題解決に重要なのは、原因を取り除くコトです。
まだ未確定ですが、今回の事件には、加害者生徒がいじめを受けていたと言う報道もあります。
もしそれが事実だとすれば、凶器よりも、いじめの解決の方が重要です。
昔から、学校現場は、いじめを隠ぺいしようとします。
今回の学校は、どう対応するでしょうか。
少なくとも、全国の教育現場で、凶器の持ち込みを防ぐコトに注力するのであれば、それは、トンチンカンな対応であるコトを知っておいてください。
犯罪の手段では無く、その原因を取り除く。
それに全力を挙げてください。