非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

カメラ専用機の将来は一般人から遠ざかる

カメラ趣味

 

 

ボクは子供の頃からカメラが趣味で、小学生のときに祖父から一眼レフカメラを買ってもらえると言う恵まれた環境にありました。

祖父はセミプロカメラマンで、祖父の家に行くと、数多くのトロフィーがあり、家には暗室までありました。

暗室とは、フィルムを現像するための部屋で、デジタルカメラ世代の人にはわからないと思います。

 

 

スマートフォン

 

 

先週、このブログでも書きましたが、2泊3日で旅行しました。

700枚ほどの写真を撮りましたが、すべてiPhone 12 Pro Max。

ミラーレス一眼カメラも持参したんですが、出番はありませんでした。

帰宅後に1枚1枚鑑賞したんですが、まあ画質の良いコト。

スマートフォンの撮像センサーなんて小さいので、実力としては一眼カメラの画質には遠く及ばないんですが、それは相対的な話なんですね。

例えば、時速200キロメートル出せる自動車は時速300キロメートル出せる自動車には、速度において遠く及ばないんですが、実用的には十分に速いんです。

それと同じで、現在のハイクラスのスマートフォンのカメラ画質は、カメラ専用機には及ばないんですが、人々が日々の写真を撮るには十分なレベルに達しています。

昔のデジカメのように、画質は悪いけど便利だから使おうと言うレベルはとっくに卒業しています。

カメラ専用機は画質では圧倒しても、それを他人とシェアするだけでも、一手間以上、余分にかかります。

スマホは、十分実用に耐えうる画質の写真をカンタンに他人とシェアできます。

 

カメラと言う機械は、ほとんどの人々が手にしていますが、その大半はスマートフォン。

昔と違い、カメラ専用機のマーケットは、趣味の世界にほぼ限られるようになりました。

すると、価格を訴求したカメラ専用機は受け入れられなくなるはずです。

いくら安くてもスマホより不便なら、わざわざカメラ専用機を持つ気になれないからです。

 

よって、カメラ専用機が生き残れるとしたら、プロ向けの高機能高画質品か、趣味向けの高機能高画質品。

 

ボクはそう予想しています。

残念ですが、カメラ専用機は、もはや一般の人々から離れてしまいました。