遮断機降下中
今日、ボクが気になったニュースは、西鉄(西日本鉄道)で、遮断機が降下中に列車が通過した話題です。
これ、もちろん、あってはならないコトです。
落雷による設備の故障が原因だそうです。
幸いにも自動車や歩行者との接触は無かったそうです。
左右を確認する
もし、事故が発生していたら、鉄道会社の責任が問われます。
知らずに踏切を渡って人命が失われたら、取り返しがつきません。
しかし、仮にそうだとしても、ボクは以前から言っている通り、歩行者は自分の命を自分で守ってほしいのです。
過去に何度か書きましたが、ボクは自分が歩行者であるとき、横断歩道で目の前の信号が青だとしても渡りません。
左右を見て、両方から来ているクルマが完全に静止しているコトを確認してから渡ります。
だって、信号無視のクルマがいるかも知れないじゃないですか。
もちろん信号無視のクルマにひかれたら、その車の運転手が悪いんですよ。
でも、死ぬのはこちら。
誰が悪いかと誰が死ぬかは関係無いのです。
信号無視をするクルマが当然に存在すると言う前提で行動すれば、自分の命を守れる確率は飛躍的に上がります。
踏切でもそう。
誰が悪いかは関係無いのです。
例え遮断機が下りていなくても、踏切を渡るときには左右を確認して列車が迫っていないコトを確認する。
だって、今回のように、設備の故障があるかも知れないじゃないですか。
横断歩道で渡るのは信号の色では無く、安全が確保できているかどうか。
踏切で渡るのは、遮断機の状態では無く、安全が確保できているかどうか。
スマホしながら横断歩道を渡ったり、おしゃべりしながら踏切を渡ったりして、迫り来るクルマや列車に気付かずにはねられ、命を落とした罪の無い人のニュースを聞くと、
ああ、死なずに済んだ事故なのになあ
と残念で仕方が無いボクなのです。
人間は必ずミスをし、機械は必ず不具合が生じる。
それを前提にして行動していれば、理不尽な死を避けられる可能性が高まるのです。
安全なハズ、とか、まさか、なんて言う考え方は危険なのです。