Finderの異常
ボクのMac歴、もう何年でしょうか。
長い間、WindowsパソコンとMacの両刀使いです。
が、日常的には、Macのあまりにも使い易い操作性のおかげで、Macがメインで、Windowsはあくまでも仕事で必要な時に限る、そんな日々です。
それくらいMacに慣れているボクですが、未知のできごとに悩むこともあるんです。
先日、何かの拍子に、Finderがすべての画面に表示されるようになってしまいました。
「すべての画面?何それ?」
Windowsユーザーにはわからないでしょうが、Macは複数の画面をいくつも作って、トラックパッドで簡単に切り替えできるんです。
この複数デスクトップ切り替えがあるから、Macは超絶便利なんですが、最近はWindows10でもできるようになりましたね。
ところで、その何かの表紙というのが次の動画。どの画面(デスクトップ)に切り替えてもFinderが表示されてしまいます。
FinderというのはWindowsで言うところのエクスプローラーですね。ファイルを一覧表示する窓です。
Macの人たちは窓と言う言い方を毛嫌いするかもしれませんけど。
とにかくそのFInderが右へ行っても左へ行ってもずっと表示されたまま。
で、閉じると、すべての画面で閉じます。
つまり、ミラーリング状態。
あまりにも困ったボクは和歌山県の最南端、那智の滝に打たれに行ったんですが、それでも直らず。
ついに、数年ぶりにMacをOSからクリーンインストールしてしまいましたよ。
Windowsではたまにやるこの儀式ですがMacでは初めての経験。数年ぶりと書きましたが、要するにMacユーザーになって以来ということです。
さすがに効きました。
ちゃんと、特定の画面でしかFinderが表示されなくなりました。
めでたし、めでたし。
ところが数ヶ月後、また何かの拍子に同じ現象が。
そして再び那智の滝へ。
やはり直りません。
もう諦めて、そのまま使っていたんですよ。
Macだって、長年使ってりゃ、不具合も発生するさ、そう割り切っていたんです。
設定があった
そんなある日、何気にドックにあるFinderのアイコンを右クリックして調べていたら、次のような項目が!
そうです。
すべてのデスクトップ
を選んでしまうと、Finderがすべての画面に表示されるんです。
これ、不具合じゃなくて、そういう機能があったんですね。
人によってはこれをやると、とても便利なそうな。だって、画面ごとにFinderを開かなくて済みますから。
ボクもまたひとつ、お利口さんになってしまった。
というわけで気を取り直して和歌山県最南端の那智の滝へ行くことにします。
あとで調べたら、和歌山県最南端は那智の滝ではなく潮岬(しおのみさき)でした。
つまりそこが本州最南端です。