Macに使われた新機構
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
先日、新しいMacBookが発表されました。
このMacBookの発売は4月24日なので、まだ1ヶ月ほど先です。
しかし、このMacBookに搭載される、
感圧タッチトラックパッド
は、実は、すでに既存のMacBook Proの13インチモデルに搭載され、この3月から新モデルとして販売されています。
というわけで、ボクは実際に使ってみました。
ちなみにMacのトラックパッドはWindowsなどの他機種のタッチパッドとは操作性がまったく異なるという話は以前しました。
Windowsなどではタッチパッドは使いにくいのでマウスを使う人が多いです。ボクもWindowsパソコンを使うときにはマウスを使います。
しかしMacの場合は、マウスよりもトラックパッドの方が使いやすいので、マウスを使わなくなります。
マウスを持ち歩く必要が無いので、モバイルが非常に便利なんですね。
電車の中でも膝の上で快適に使えます。
Macの特長
Macを使ったことが無い人は、Macを単なるデザインに凝ったパソコンという認識の人が多いんじゃないでしょうか。
ボクはそうでしたね。
しかしMacを実際に買って、使いこなすほどに慣れると、実はMacの最大の特徴はデザインではなく、快適な操作性にあることに気づきました。
数年前、登場したばかりのAndroidは操作性がかなりひどくて使いにくいのに対し、登場したばかりのiPhoneはすでに快適な操作性でした。
それと同じ感覚がMacにはあります。
iPhoneと同じようにスムーズにヌルヌルサクサクと動くのがMacなんですね。
しかもiPhoneは指で画面が隠れてしまうのに対し、Macはタッチパネル画面を採用せずにトラックパッドなので画面が指で隠れることはありません。
これはトラックパッドの操作性があまりにも良いので、画面をタッチパネルにする必要が無いためです。
そしてここに来て新型の、
感圧タッチトラックパッド
という新機構。
従来のトラックパッドは、パッド全体が押しボタンになっていました。
パッドを押しこめば、カチッという音とともに少し凹みました。
多くのWindowsパソコンのように左側を押すとか右側を押すといった気遣いをしなくて良い点が便利な点です。
パッドのどこを押しても1本指なら左クリック、2本指なら右クリックになるためです。
感圧タッチトラックパッドのすごさ
しかし新型の、感圧タッチトラックパッドはもっとすごいです。
従来は押すと凹んでいたパッドが凹まなくなりました。
しかし凹まないのにも関わらず、押した指には、
カチッ
という刺激が確かに伝わってきます。
よく見るとパッドが凹んでいないことがわかるんですが、凹んでいないにも関わらず、カチッと凹んでいるように感じます。
Androidのスマートフォンでは、タッチパネルのボタンを押した時に、ブルっと振動が発生しますよね。
あれとも全然違います。
ホントにカチッとした感覚が指先に発生し、実際にボタンを押し込んだのと同じ感覚です。
実に不思議な技術で感動します。
しかも、押した状態から、さらに強く押せば、もう一度カチッとなるんです。
つまり、普通に押すのと、強く押しこむのとをセンサーが感じ取ってくれるんです。
1本指で押すのでも、普通に押せば左クリック、強く押せば右クリック、のような使い分けができるようになるんですね。
Apple社のデモであったように、動画の早送りボタンを強く押し込んでいる間だけ早送り速度が上がる、と言った操作も可能になります。
押しこむ強さを見分けられる。
これは新しい操作をもたらします。
しかしボクが感動したのは、凹んでいないのに凹んだとしか思えないカチッとした音。
これはホントにすごいです。
将来のiPhoneの画面にも採用されるというウワサです。
そうなると、iPhoneの画面にキーボードを表示させて文字を入力するときも、実際にキーを押したようにカチカチと感じ取れるようになり、入力感が非常に快適になると思われます。
ブルッではなくカチッ。
みなさんも店頭で、MacBook Proの最新の13インチモデルを触ってみてください。従来のトラックパッドと比べると面白いです。