新型MacBook Pro
MacBook Proがフルモデルチェンジして発表されました。
操作性はMacなので申し分無いと思います。
性能も申し分無いでしょう。
でも、最大の問題があります。
ノッチ
iPhoneでおなじみになったノッチと言う言葉。
iPhoneはスマートフォンなので画面はせいぜい手のひら程度の広さ。
少しでも広い方が便利です。
しかし、iPhoneの場合、カメラ部分に様々な機能を搭載しており、どうしても小さくするコトはできなかったので、ノッチと言う妥協をしました。
一方、MacBook Proはノートパソコンです。
14インチと16インチ。
どちらもモバイルとは言えない大きさです。
その画面サイズを大きくするために、ノッチを設ける必要はあったでしょうか。
もちろんありません。
つまり、iPhoneのノッチは技術的な問題による妥協で納得できるんですが、Macのノッチは不要。
他のMacにノッチが無いコトを思えば、画面設計の互換性が無くなります。
Macは昔から一貫して伝統的に画面上部にメニューバーがあります。
画面上部は大切なエリアです。
そこにノッチを設け、ノッチがある機種と無い機種に分断(フラグメンテーション)を生じさせる。
新型MacBook ProにはFaceIDが搭載されているわけではありません。
なぜ、わざわざノッチを設けたのか。
iPhoneとのアイデンティティの統一化としか思えません。
そのために不要なモノを配置した。
機能的必然ではありません。
残念です。