リモートで手ほどき
先日の続きです。
遠方の高齢者にパソコンを導入してもらい、今度は、MicrosoftのOfficeをインストールしてもらいます。
いわゆるパッケージ版では無く、オンラインでダウンロードしてインストールするバージョンです。
なので、それを遠方から説明しなきゃならないわけです。
URLと検索キーワード
本人が自分でやればとてもカンタンなんですが、何せ相手はITの知識がほぼ皆無な高齢者。
それを遠方から指示するわけです。
買ったばかりのパソコンなので、入っているウェブブラウザはMicrosoftのEdge。
そのURL欄に、ダウンロードのためのURLを入力してもらう必要があります。
実際、入力してもらったんですが、ほんの1文字、間違っていました。
その結果、Edgeは、その文字列を、URLとしてでは無く、検索クエリ、つまり検索キーワードとして検索して、画面に結果を表示したんです。
いやあ、面倒です。
URLの概念と検索一覧の概念の違いを相手に説明して理解してもらうのは、ほぼ不可能。
そこで、遠方からLINE通話を何度も使って、とにかくブラウザの入力欄から、検索結果としてでは無く、URLを開くように、慎重に操作を説明しました。
長いURLを何度も入力してもらうのは大変なので、いったん入力したら念のためにコピーしてもらおうと、
CtrlキーとAキーで全選択して、CtrlキーとCキーでコピー
と使えたんですが、押し間違えてURLの途中にaの文字が入ったりして、それを消してもらって、今度はマウスの右クリックに切り替えて全選択とコピーをしてもらったり。
ホント大変でした。
何とか、URLを開くコトができ、ダウンロードが完了し、インストールが済んだのが真夜中。
こちらも相手もお疲れでした。
なお、Windows11のスタートボタンを押すと開くメニューの左下。
相手の人は、
自分の名前の横に、お供え物がある
と言いました。
そうです。
鏡餅だと思っていたんです。
ボクは虚を突かれましたが、要するに、それくらい、ボクらの常識とは違っているわけです。
学ぶコトよりも教える方が難しい。
そんな1日でした。