空き家が増えている
日本には空き家が増えています。
理由はカンタンで、人口が減っているからです。
人間の場合、人生が終われば、火葬して終わり。
しかし、住んでいた住居は残ります。
カンタンには消せません。
そして、カンタンには消せないと言う意味には2種類あるのです。
日本の税制
以前にも何度か書いたんですが、日本は国土が狭い国なので、土地をムダにする行為には高い税金が掛かるようになっています。
土地の上に家が建っていれば人が住めるため、有効活用できていると見なされ、固定資産税などの税率は低くなります。
ところが、空き家になったからと言って、建物を取り壊して更地（空き地のコト）にしてしまうと、それは土地のムダだと見なされ、税率は跳ね上がるのです。
だから、土地の持ち主としては、空き家になったからと言って、カンタンに取り壊すわけには行かないんですよ。
もちろん、取り壊すのに高額な費用が掛かると言う問題もありますし。
だから、人口が猛烈に減っている日本ですが、空き家はそのまま放置され、増え続けるのです。
空き家のまま放置しておけば、その空き家に他人が勝手に住み着くリスクもありますし、建物が倒壊して怪我人が出たときには賠償するリスクもあります。
不動産って、所有するコトは実はやっかいなんです。
空き家を持っている人は、そのまま使わない不動産に対してムダに税金を払い続けるよりは、手放してしまった方が何かとメリットがあると思います。
リスクからも税金からも解放されますし。
これを読んでいる人で、空き家を持っていて、タダで手放して良いと思っている人がいたら、ボクに譲ってくれませんか？
お互い、メリットがありそうですし。
