ページビュー
2月が終わって、ブログの月間報告記事が多くなるタイミングです、と一昨日書いたばかりですが、今回は、こちらの記事を拾ってみます。
まずは月間10万おめでとうございます。
ボクも2010年の6月に月間のアクセス数(ページビュー)が1万(10万じゃ無く1万)を超えたときに、うれしさのあまり友人たちに触れ回ったのを思い出します。
それが今では25万でも不調。
ホント初心を忘れたくないモノです。
SUMIさんとマス太さんの活動方法はまさに理想的だと思うんですが、今回はあえて、ボクが否定的なことを書きます。
なお、この反論はボクの個人的な考え方によるモノであって、SUMIさんとマス太さんの考え方の正誤とは一切関係ないことをあらかじめ言っておきます。
利他と言う考え方
利他について書かれていますが、それ自体は、何の目新しさも無い、人類によって普遍かつ不変の重要な教義です。
人を大切にしよう。
人に思いやりを。
人に優しく。
当たり前のことです。
ボクが普段から寄付活動の普及にチカラを入れているのも、苦しんでいる人たちへの思いが強いからです。
しかし、ことブログに関して言えば、ボクは利他の精神の置き場所を違う部分に決めています。
他人のためとは
病気や怪我を治したくて病院に行ったとしましょう。
2人のお医者さんがいます。
A医さんは非常に心が優しくて思いやりがあって気遣いがしっかりしていて、でも医療技術が非常に低くて病気も怪我もろくに治せません。
B医さんは性格は寡黙で特に愛想が良いわけでも無いんですが、医療技術は非常に高く、治療を受けた患者さんからは絶大な感謝をされるタイプです。
病気や怪我に苦しむ人はどちらを選ぶべきでしょう。
もちろん個人差はあるかもしれませんが、本来の目的を達成したいのなら、間違いなくB医さんを選ぶべきでしょう。
この例と同じです。
ボクはブログにおいて最大の利他とは、ブログの記事そのものが誰かの役に立つことだと思っています。
記事のおかげで誰かが助かった。
記事のおかげで誰かが喜んだ。
だからボクは、はてなブックマークの互助会(知らない人は検索して調べてください)に一切参加していません。
互助会に参加すると、ブログ記事の中身の善し悪しに関係無く、一定数のはてなブックマークが付くため、はてなブックマークのホームページに掲載され、多くの人が見に来るようになります。
つまり、記事の中身とは無関係にアクセス数が増えます。
それって何の意味があるんでしょう?
テストでいつも30点しか獲れない実力の子が、先生からひいきにされ、特別に80点もらっても、それって意味は無いですよね。
中身は30点、表面が80点になっただけです。
だからボクは他のブログにあいさつのようなコメントを書きに行くこともありませんし自分を知ってもらうためのブックマークを付けることもありません。
ボクはこのブログで何度も書いて来ました。
表面よりも中身や本質を大切にしよう、と。
SUMIさん、マス太さんの活動は、他の人のブログにできるだけ足跡を残してきて、その分、自分のブログも見てもらおうと言う作戦です。まさに人とのつながり作戦です。
ここまで読めばわかると思いますが、ボクにはどうしてもその作戦は賛同できないのです。
他の人に愛想を振りまくことによって自分を持ち上げてもらう。
A医さんです。
ボクはそうではなくて、ホントの実力、中身によって、このブログのアクセス数を増やしたいと考えています。
B-CHANからは何もしてもらってないけど、B-CHANのブログは中身がすばらしいから読もう。
そうありたいのです。
B医さんです。
何かをしてもらったからお礼に読んであげよう、ではダメなんですね。
愛想ではなく自分の能力によって誰かの役に立ちたい。
これがボクが考える利他です。
そして、その考え方が重要な理由は、自分のスキルアップにつながることなんです。
ひいきにしてもらうことで実力以上の持ち上げ方をしてもらっていては、いつまで経ってもホントの実力は身に付かない。
そうではなく、アクセス数が低いのは自分の能力が低いからだ。だからもっともっと努力して能力を上げようと考えることで、モチベーションが上がるんです。
愛想は良いけど人を治せない(人の役に立たない)A医さんではなく、ホントに人の役に立つB医さん。
これがボクの永遠の目標です。
Googleと言う検索エンジンも、むかしはA医さんを評価していました。
しかしどんどん進化して、今ではコンテンツの中身を評価するようになっています。つまり水増しでは無くホントに実力があるB医さんが評価され、それによって検索の上位に表示される時代です。
笑顔がステキかどうかは人間の本質では無く表面です。
詐欺師でも笑顔はすばらしいのです。
だから多くの人がダマされるんですね。
ホントに心が優しい人は笑顔を作るのは苦手でも、実際に思いやりのある行動が伴います。
人の役に立つ努力をするのです。
そう言う意味で詐欺師とは真逆です。
これがボクのブログのコンセプト。
この文を読んで、SUMIさんとマス太さんはどう思うでしょうか。
単に気分を悪くされるかも知れません。
あるいは、多様性を受け入れて参考にされるかもしれません。
ただひとつ言えるのは、ボクはSUMIさんマス太さんのやり方をやっていないにもかかわらず、まこぱぐよりもはるかに多いアクセス数を持っていると言うことです。
つまり、ボクのやり方も決して間違いとは言えないのでは無いでしょうか。
最後に誤解無きようにしてほしいのですが、ボクはSUMIさんマス太さんの活動はすばらしいし必要だと思っています。
それは人間の大原則だからです。
今回のこの文章は、ボクのブログに対する考え方であって、人間としてのSUMIさんマス太さんのあり方を否定するモノでは無いと言うことであり、むしろ、見習いたいと思っていると言うことを念押しして、終わりにします。
SUMIさんマス太さん、ボクに記事ネタを提供して頂き、ありがとうございました。