非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

会議で大切な2つのこと

間を採るな

恐竜

 

 

たくさんの本を読んでいると、いろいろと参考になることが出てくるんですよね。

今回は、ボクがなるほどと思った、会議での2つの大切なことを紹介します。

 

ひとつ目は、間(あいだ)を採ることについて。

 

会議でAと言う案とBと言う案が出たとします。

どちらの案を採用するかで会議が紛糾します。

いつまで経っても決まりません。

しかしそれでは会議が終わりません。

 

そこで出した結論。

それは、A案とB案の折衷案。

 

ありがちですね〜。

これが大きな過ち。

 

わかりやすい事例で言いましょう。

例えばA案は、製品を青色にする案。

B案は製品を赤色にする案。

この2案が争って、いつまでも結論が出ません。

と言うわけで、間を採って、

 

紫(むらさき)色に!

 

当たり前ですが、紫色なんて誰も望んでいないのです。

しかし、間を採ったことによって、最悪の結論が。

 

誰も望んでいない間を採るくらいなら、どちらかの案に寄せた方が良い、そんなお話です。

 

みんなが賛成した意見はダメ

 

もうひとつの話です。

会議で、ある提案に対して賛否が問われました。

C案とD案。

結果は、会議出席者のほとんどがC案に賛成し、D案に賛成したのはひとりだけ。

と言うわけで、多数決で、C案が採用。

 

ありがちですね〜。

これが大きな過ち。

 

視点を変えてみましょうよ。

 

会議参加者のほとんどが賛成するようなC案なんて、世の中の多くの人が思いつくような平凡な案ってことなんです。

逆に、ほとんどの人が賛同しなかったD案こそが妙案。世の中の多くの人が思いもよらない案なんですね。

 

いろんな企業で、新しいサービス、新しい製品を生み出すべく、日々、努力されていると思います。

そのときに避けるべきなのが、妥協と多数決なんですよね。

誰もが思いつく中庸・平凡なアイデアは、他社と差別化できないのです。

 

みんなが反対するような、しかも起案者がこだわり抜いたアイデア。

それこそが、

 

斬新な案

 

なんですよね。

あなたの仕事場ではどうですか?

会議は妥協と多数決の産物になっていませんか?

 

政治の世界では保守と革新が争っていますが、ビジネスの世界では保守は生き残れません。

そしてそれは生物にも当てはまります。

長い年数を生き延びた生物は、強い生物ではありません。

 

変化に対応した生物

 

なのです。

あの強い恐竜は滅びましたよね。

 

既存の考え方をいかに捨てるか。

それが生き残るための条件なのです。