連続執筆継続中
おかげさまで、このブログ、前回の記事で1080日連続執筆です。
365日×3年で1095なので、あと15日連続で書けば、3年連続執筆です。
果たしてそれまで生きているのやら。
サラリーマンとして働きつつ、ブロガーとしても来る日も来る日も執筆。
大晦日も元日も関係ありません。
とにかく書き続けています。
SEOも知らず
たくさんのアクセス数(ページビュー)を稼ぐブログの中には、ブログを始めてから、わずか数ヶ月で月間10万ページビュー達成、みたいなすごい人もいます。
ボクの場合は、ブログを始めたのは2009年末。実に7年半に迫ろうかという運営期間です。
その長い期間の中でじわじわとアクセス数を増やし、やっと月間30万ページビューブログの仲間入りですよ。
つまり、最初からSEO対策をして爆発的に成長したのでは無く、とにかく試行錯誤。
そもそもブログを始めた当時には、SEOなんて言葉も聞いたことがありませんでした。
はてなブックマークなんて言うツールも知りませんでしたし。
ボクが2009年に始めたのは、はてなダイアリーと言う、はてな社のブログシステムだったにも関わらず、はてなブックマークも知らなかったんです。
それくらい、アクセス数アップのための知識に乏しかったわけです。
初期の記事を見ていれば、まあひどいこと。
自分がふと思ったことを短文にしたためる。それだけです。
日々、それの繰り返し。
知識の増加
そんなボクも、ブログを始めてから数年経って、ようやくSEOと言う言葉を知りました。
それまでは、ブログのアクセス数なんて、偶然の要素が大きいと思っていました。
しかし、違ったんですね。
この世を支配しているのはGoogle。
だから、Googleのアルゴリズムに適したブログを作れば、検索結果の上位に表示される。
それがすなわちアクセス数アップの要因となる。
月間のアクセス数が15万程度で停滞していたボクがSEOを意識し始めたころの高揚感は忘れられません。
なにせ、偶然だと思っていたアクセス数アップが人為的に達成できるんですから。
そこから、SEOを学びました。
テクニカルなSEO
SEOを学び始めたボクは、とにかくテクニカルな改善に努めました。
HTMLやCSSの文法をキレイにしたり、画像にALTタグを差し込んだり。
広告のレイアウトを工夫したり、文字数を考えたり。
もちろんそれも大切です。
しかし、なぜそれが大切なのかを考えるには、その頃はまだ及んでいませんでした。
キレイな技術を使っているからGoogleも喜ぶ。
その程度に考えていました。
心のSEO
その後、ボクのSEOの知識は深度を増し、最高のSEOについて学ぶことができました。
最高のSEOとは、ユーザーフレンドリネスなんですね。
つまり、読者にとって、どれだけ有益か、親切か、読みやすいか。
例えば、ボクもよくやるんですが、Googleで、
ブログ アクセス数
と検索した場合、そこに登場するサイトに期待するのは、ブログのアクセス数のために役立つ情報が載っているかどうかです。
単に、4月のブログのアクセス数は●●でした!
などと言う報告なんて、期待していません。
だから報告ブログは順位が落ち、ノウハウブログは順位が上がるわけです。
そう言う意味では、テクニカルなSEOも同じことなんですよね。
キレイなHTMLやCSSで軽量でALTタグもきちんと定義されたブログは表示も速くキレイで、読者にとって親切だからです。
広告
ブログで収益を上げることは悪いことではありません。
みんなが揃って収入を上げれば、それは景気を押し上げることになり、貧困の解消につながります。
みんなが儲かるようになるのは、望ましいことなんですね。
だから、サイトに広告を載せるのは良いことだと思います。
広告のおかげで、読者は無料で有益な情報を手に入れられるのですから。
テレビやラジオのビジネスモデルと同じですね。
広告が不自然に多いページのアクセス数は減ります。
- 2枚の広告が載っていて1万ページビューのページ。
- 4枚の広告が載っていて5000ページビューのページ。
広告のクリック率が同じなら、どちらのページも同じ効率だと思いがちです。
しかし、実際にはページビュー(アクセス数)の多いページの方が良いんです。
ページビューが多いページは、要するに多くの読者に見られるページと言うことなので、広告を掲載したがる広告主も増えます。
つまり、広告単価が上がるんですね。
世の中のすべてのビジネスに通じることなので覚えておいて欲しいんですが、とにかく、
数は正義
です。
10人の人に囲まれて正論を吐く人よりも、1万人の人に囲まれて愛想笑いしている人の方が、圧倒的に強い影響力を持ちます。
良いか悪いかは別にして、数は正義だと覚えておいてください。
だから、多くのクリックを狙ってページに載せる広告の数を2倍に増やしてGoogleの評価を下げてしまうよりも、広告の数を減らしてでもアクセス数を増やす方が、結果的には収益が上がります。
最高の教科書はライバル
Googleを初めとする検索エンジンは皮肉なモノで、検索結果で1位になれるのは、たったひとつのページです。
同率1位が3つあるなんてことは絶対にありません。
2位だった人が1位にのし上がれば、1位だった人は2位以下に落ちます。
すべてのサイト同士が激しい競争の世界にいるのです。
なのに、ブログに一生懸命、アクセスアップの方法を書いている人をよく見かけます。
ボクもそうです。
アクセスアップの方法を書いてしまうと、それを読んだ人たちのサイトのクオリティが上がり、検索順位が上がり、結果として自分のサイトの順位が下がってしまう。
それを恐れる人もいるかもしれません。
でも、ご心配なく。
アクセスアップの方法と言うのは実に多くの人が興味を持つ分野です。
その分野でクオリティの高い記事を書けば、当然、多くの人が集まってきます。
多くの人を集めるサイトをGoogleは放っておきません。
結局、情報を出し惜しみして、薄っぺらい情報しか書いていないサイトよりも、例え他人に有益な情報を与えてしまうとしても、クオリティの高い記事を書いているサイトの方がより上位に上がっていけると言うことです。
ビジネスの世界では、ライバルは最高の教科書です。
世界一の自動車会社トヨタだって、ホンダや日産の真似をします。
その逆もあります。
パナソニックも、昔は良く、まねした電器(松下電器のもじり)だと揶揄されました。
この世の中のごく一部の天才は、誰の真似もせずに、オリジナルのアイデアで勝負しますが、大半の人には、それは無理です。
ゼロから生み出すのでは無く、すでにあるモノを真似して改変して超えていくんです。
そのときに真似るべきなのは、誰も見向きもしないような売れていない製品やサービスでは無く、やはり人気のある製品やサービスであった方がうまく行きます。
当たり前ですね。
真似をして追い越し、そして追い越された方は、さらに努力して再び逆転する。
そうすることで、世の中全体が底上げしていくわけです。
ブログの順位に関して言えば、激しい競争の世界。
自分が上に上がると言うことは、誰かが落ちると言うこと。
相対的な世界ですね。
そのために必要なのは、ライバルを蹴落とすことではありません。
ライバルと仲良くなることです。
ライバルを尊敬し、研究し、そしてライバルを超えてゆく。
ブログって実は、殺伐としていそうで、本質的には健全な世界なんですよね。
ボクも日々、誰かのブログを研究していますし、そして、ボクのこのブログもまた、誰かが研究してくれるといいなと思っています。
そう思って、これまでに何度も何度も、アクセス数アップのためのノウハウ記事を書いて来たんですから。