モチベーション
ブログをやっている人って日本だけでも数百万人いるとかいないとか。
ボクが最初にブログをやり始めたのは2004年。もう13年も前です。
最初のブログは捨てましたが、今のこのブログを改めて2009年にスタート。すでに7年を超えています。
大半の人のブログは長続きしないことを思えば、7年以上続くブログはかなり少数派だと思います。
人間はラクをしたい生き物なので、サボると言う動機が働きます。
長続きしないことが当たり前なんですよね。
多くの人がダイエットに失敗するのと同じ。
三日坊主と言う言葉は大半の人に当てはまるんです。
大半の人が三日坊主だから、大半の人と違うことをする、つまり長続きさせることが、成功の秘訣、と言う話を何度もしてきました。
そして、それは実は多くの人はわかってるんですよね。
わかっているけれど、それでもできない。
いや、正確に言えば、できないのでは無く、やらない。
もったいないですよね。
高い能力は不要。
だから誰にでもチャンスはある。
なのにやらない。
つまり、多くの人はチャンスを自ら捨てているわけです。
ボクがこうやってイヤミったらしく書くのは、そのチャンスに気付いて欲しいからです。
ごく一部の人が努力して成功する社会よりも、みんなが努力して成功する社会の方が幸せだからです。
とは言え、じゃあカンタンにやる気が起きるか。
それが難しいんですよね。
ボクがなぜこのブログを長く続けていられるか。
それは背水の陣で始めたからです。
これまでの記事を読んでくれている人は知っているかも知れませんが、ボクは大企業から零細企業まで、さまざまな職業を経験していますが、一方で、倒産も何度か経験し、いわゆる失業を味わっています。
失業そのものは経験する人は多いと思いますが、大企業経験者が何度も何度も倒産を経験するのは、そんなに無いことだと思います。
ボクはそんな中で知ったんですね。
企業なんてそもそもいつ無くなるかはわからない。
定年まで企業が存在する前提にいる方がおかしい。
だから別立ての収入源としてブログを始めました。
今となっては生活の重要な柱となっています。
小遣い稼ぎのブログでは無く、きちんと事業としてのブログ。
これだけで食べていけるためのブログ。
副業としてでは無く、本業のうちの一本という位置づけのブログ。
だから、真剣な記事を何本も書いて来ました。
片手間で作り上げるブログなんて、アクセス数を稼げないからです。
猛勉強を重ね、膨大なジャンルの専門的な記事を書いて来ました。
生活費のための真剣なブログ。
それがボクのモチベーションなんですよ。
喜び
でも、それだけじゃないです。
ブログは全世界に無差別に発信できます。
誰もが見ることができます。
不特定多数の誰に見られるか、わからないわけです。
アクセス数が多くなれば、それだけ、批判も増えます。
でも、ボクにとっては批判は糧なので、ありがたいんです。
批判が増えたと言うことは、それだけ影響力を持ったと考えています。
そして逆に、感謝されることも多々あります。
あの記事が役立った、と何度言ってもらったことでしょう。
仕事って、モノやサービスの対価としておカネを得ることですよね。
つまり、誰かの役に立つことで、自分の稼ぎになる。
どちらかではダメで、どちらもがメリットを受けなきゃいけないんです。
それが仕事。
このブログもそんな位置づけ。
ときどき、友人の仕事を紹介する記事を書いています。
大阪府八尾市はボクの生まれ故郷ですが、ボクが八尾を離れてから何年も経った後に出会った友人の料理教室を紹介する記事。
これを書いたのは4年近く前ですが、今でも、この記事経由で、この料理教室に通うようになる人がいるんです。
ボクの元には感謝の連絡が来ます。
ボクにしてみれば、役に立っているだけで、うれしいじゃないですか。
もしボクがこのブログをやめてしまえば、この料理教室紹介記事も終わってしまいます。
それって誰も幸せにしないんですよね。
だから、ボクはブログを続けています。
生活費だけでは無く、誰かのために続けるブログ。
感謝されるとうれしいから続けるブログ。
せっかくブログを始めたのに三日坊主になってしまう多くのみなさん。
それはきっと、自分の記事が誰かの役に立って感謝されると言う喜びをまだ経験してないからじゃ無いですか。
ブログはほとんどおカネがかからないですし、体力もいりません。
意思があれば書けます。続けられます。
ほんの少しだけ今までよりがんばって、いつか誰かから自分の記事が役立ったと言われるのを目指しませんか。
実用的な記事じゃ無くてもいいんです。
単純に笑えた、とか、癒やされた、とか、同じ悩みを持つ人が見つかって良かった、とか。
人生で一番うれしいことって、おいしいモノを食べることより、欲しかったモノを買うことより、誰かを喜ばせて感謝されることだと思いますよ。
ブログが続く限り、記事のどれかが、どこかの誰かを喜ばせるかも知れない。
そう思えば、ブログを続けるモチベーションになりませんか。
この記事を読んで、またどこかでブロガーが前に進む。
そう期待して書きました。
今日も読んでくれてありがとう。