指定席
高校野球の夏の大会では、球場の観客席は全席指定で、再入場は認めないそうです。
1枚のチケットで、その人の第1試合から第4試合まで見るコトができます。
再入場ができないので、第4試合あたりになると、空席も目立ちます。
そして、その座席の再販売も行われないので、クレームも目立ちます。
空いた座席を再販売すれば、空席も減らせるので、確かに一理あります。
再販売の難しさ
ボクは、その話を聞いて、思いました。
再販売って難しいだろうなあ、と。
だって、退場したかどうかの判断が困難だからです。
退場する人全員がチケットを返却してくれるなら、判断は容易ですが、返却しない人が1人でもいたら、大変ですよね。
その席が空いたのかどうかの判断ができません。
できないので、再販売もできないのです。
かと言って、再入場を認めてしまうと、例えば、第1試合と第2試合を見て退場した人が、第3試合を見たい人に転売してしまう可能性がありますよね。
なので、再入場を認めるのも困難。
現状に問題があるのは理解できますが、だからと言って改善する手段が無い。
それがいまの夏の甲子園です。