メインのドメインとは
みなさん!
ブログを始めてみませんか!
ブログ内に広告バナーなどを貼っておけば、アクセス数が増えたときに多少の収入になりますよ!
てなわけで、多くの人が、お手軽で人気のアメブロ(アメーバブログ)やライブドアブログなどの無料ブログサービスに加入してブログを書き始めるわけです。
で、毎日、アクセス数をチェックするんですが、1日5件とか10件。ひどい日はゼロ。
で、モチベーションが無くなって書くのをやめてしまう。
よくあるパターンです。
人気のブログサービスを使っているのに、なぜアクセス数が伸びないんだ!
そんなことを考えませんか?
理由を説明します。
例として、有名人のブログをいくつかここに貼ります。
市川海老蔵さんのアメブロ
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/
木下優樹菜さんのアメブロ
http://ameblo.jp/kinoshita-yukina1204/
眞鍋かをりさんのライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/kaworimanabe/
菊間千乃さんのライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/yukinokikuma/
さて、これらのURLをよく見てください。
最初の
http://
までは共通なので無視します。
その次の部分。
例えばアメブロなら、市川海老蔵さんも木下優樹菜さんも共通して、ameblo.jpになっていますね。
これがアメブロの大きな箱だと思ってください。
この大きな箱のことをメインのドメインと呼びます。
その大きな箱であるドメインの中に、市川海老蔵さんなら、ebizo-ichikawaという小さな箱が入っています。
これをサブディレクトリと呼びます。
木下優樹菜さんのアメブロはameblo.jpという箱(ドメイン)の中にあるkinoshita-yukina1204という小さな箱(サブディレクトリ)ということになります。
もしあなたがアメブロにブログを作ったら、
http://ameblo.jp/●●●●/
というURLになり、●●●●の部分は自分で決められます。
ライブドアも同じです。
まず、blog.livedoor.jpというドメインがあり、その中に、kaworimanabeというサブディレクトリやyukinokikumaというサブディレクトリがあります。
あなたがライブドアにブログを作ったら、
というURLになり、●●●●の部分を自分で決められるわけですね。
ここではアメブロとライブドアブログだけを書きましたが、多くの人気無料ブログサービスは、ほとんどこれらと同じ形になっています。
メインのドメインという大きな箱の中に、それぞれのブログがサブディレクトリという形で収まっています。
メリット
こういった形のブログのメリットをまず書きます。
それはアメブロやライブドアやニフティやビッグローブなど、メインのドメインが人気であれば、検索エンジン対策に強いということになります。
これがメリットです。
上記のような芸能人などの有名人なら、読者は検索エンジンで、その人の名前で検索してブログにたどり着くと思います。
しかし、ボクや、多くの一般の人は有名人ではないので、検索エンジンで直接、名前で検索されることはほとんどありません。
例えばボクのこのブログなら、「iPhone」などのキーワードで検索されて、Googleで上位に表示されることで見てもらえるわけです。
なので、人気のドメインであることが有利に働くわけですね。
デメリット
いっぽう、致命的とも言えるデメリットがあります。
Googleで検索すると、ひとつのドメインでは最大4つまでのページしか表示されません。
例えば、Googleで「iPhone」というキーワードで検索したとします。
で、アメブロでiPhoneについて書いているブログが100個あるとします。
でも、全部、ameblo.jpという同じドメインなので、Googleの検索結果に出てくるのは、100個のブログのうちの上位4個だけなんです。
もしあなたのブログがアメブロ内で5位だとしても、Googleの検索結果には永遠に出てきません。
そして、さっき紹介したような芸能人のブログが確実に上位に来ます。
つまり、有名人でも無い限り、同じドメイン内で5位以下の人のブログには誰も見に来ない、ということになっちゃうんです。
アメブロやライブドアブログなど、人気の無料ブログサービスはユーザー数もとても多いです。
それだけ、Googleには表示されにくいということなんです。
いくら人気のドメインだからといっても、ドメイン内で5位以下なら絶対に表示されないので、極端に言えば「無意味」になっちゃうわけです。
なので、アクセス数を稼いで広告収入を得られればいいなと思っている人は、無料系のブログサービスはボクはオススメしません。
独自ドメイン
こういったGoogleの制限に引っかからないためには、独自のドメインを取るのが一番です。
http://●●●●.jp/
のような独自URLはこの世にひとつなので、4個までという制限は関係ありません。
ただし、独自ドメインの場合は、他のドメインとの競争になります。
まあそれでも、5位以下は絶対に表示されないという制限に比べれば、競争に勝てば表示される方がはるかにマシですよね。
あるいは競争に勝てなくても、5位でも6位でも表示されます。
細かく言い出すと、いろいろ出てくるんですが、それはいずれまた書きます。
今回は、ドメインと検索エンジンのちょっとしたお話でした。