国民の苦しみを他人事として扱う不見識な政治家たち
みなさん、こんにちは。
悲しいですね。
母親が見知らぬベビーシッターに2才児を預けたら、その子が死亡した事件。
最初に言っておきますが、事件の原因は政治家にあります。
政治家が自分の罪を棚に上げて母親に責任を押し付けているのを見るのが悲しいです。
鈴木宗男氏。
3月20日(木)ムネオ日記|鈴木宗男オフィシャルブログ「花に水 人に心」Powered by Ameba
田中ゆうたろう氏。
他にもいるんですかねえ。
まず、この問題を、母親の子供に対する愛情や責任の問題だと捉えている点が彼らの間違いです。
次の例を考えてみてください。
あなたには大切な子供がいて愛情を込めて育てています。
目の前に2つの道があります。
どちらかを選んで進むしかありません。
Aの道を行けばあなたと子供は50%の確率で死にます。
Bの道を行けばあなたと子供は1%の確率で死にます。
どちらを選びますか?
子供を大切に思う親なら、当然、Bの道を選びます。
今回の事件の母親も同じで、Bの道を選んだんです。
それでも不運にも1%のトラブルに巻き込まれてしまった。
そういう事件なんです。
Aはベビーシッターに預けず仕事もできない道。
Bはベビーシッターに預けて仕事をする道。
もちろん世の中には、もっと安全なCとかDとかEという他の選択肢も選べる恵まれた人もいるでしょう。
この母親も、子供を大切に思っている以上、そういう選択肢を選べるのなら当然、選びます。
でも残念ながら、そういう環境には無かったわけです。
選びたいけれど選べなかったのです。
なので選べる中でのベストな方法を選んだわけです。
なぜ選べないのかは、ここに書きました。
↓
子供を見知らぬ他人に預ける事への批判が浅はかである理由 - 非天マザー
世間知らずの政治家の人たち、わかりますか?
この問題は親の愛情とは無関係な、国民の困窮問題なんですよ。
国民の困窮問題は政治が悪いからですよ。
つまり、今回の問題の原因はあなたたち政治家にあるんです。
あなたたちは、あまりにも物事を表面で考えています。
そして物事を表面で考えるあまり、無知すぎます。
浅はかすぎます。
今後、こういう考えの母親がいなくなれば、世の中が良くなると思えば大間違いです。
さっきも書いたように母親は選べる中での最善の道を選んだんです。
自分の罪を棚に上げ、子供を失って悲しみに暮れている罪のない母親に、さらに追い打ちを掛ける発言を平気で行う。
そんな人に政治家の資格は無いですし、人間としての見識を疑います。
世の中が良くなるためには、親たちが、厳しい選択をしなくても済むような世の中を作ることです。
それが政治家の仕事です。
今回の事件の要因は政治家にあります。
こちらも必ず読んでくださいね。
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子供を見知らぬ他人に預ける事への批判が浅はかである理由 - 非天マザー