Instagramの編集ボタン
こんにちは。
ボクはメインのSNSとしてTwitterとInstagramを使っています。
FacebookやLINEはアカウントは持っていますが、ほぼ使っていません。
FacebookやLINEはプライベート情報にあふれ、逆にTwitterとInstagramは匿名性を保ったまま使いやすいです。
Twitterは2009年から、Instagramは2010年から使っているので、かなりのベテラン。
長い間、両方のSNSを使ってきて、その進化も体験してきました。
ぶっちゃけ言えば、Instagramでできることは、ほぼ、Twitterでできちゃうんですよね。
Twitterがあれば、基本的にはInstagramは不要であり、逆に、Instagramは機能が少ない分、シンプルなので人気なのかもしれません。
現時点でTwitterとInstagramの大きな違いとして、Instagramでは、投稿を後から編集することが可能です。
自分が投稿した文章に誤字があったら、後から訂正できるのです。
Twitterでは現時点では、そのような修正はできません。
リツイート
それには理由があります。
それは、Twitterの最大の特徴である、
リツイート
ですね。
リツイートは、他人のツイートを自分のフォロワーにツイートする機能です。
例えば、Aさんには、BさんとCさんと言う2人のフォロワーしかいないとします。
なので、AさんのツイートはBさんとCさんしか読めません。
しかし、Bさんには1万人のフォロワーがいるとします。
BさんがAさんのツイートをリツイートすれば、AさんのツイートはBさんの1万人のフォロワーに届きます。
2人しかフォロワーがいないAさんのツイートが1万人に拡散。
実に5千倍のレバレッジです。
この強力な拡散機能こそが、Instagramには無いTwitterの特徴です。
Instagramでは、そのユーザーのコメント欄で炎上するコトはありますが、自分がフォローしていないユーザーの投稿は見られないので、自分の知らないところで起きている炎上などは見る機会がありません。
しかし、Twitterでは、自分が直接フォローしていないユーザーの投稿も、リツイートによって流れてくるので、自分の知らないところで起きている炎上なども知るコトができます。
リツイートされたツイートがさらにリツイートされれば、ネズミ算のように拡散します。
実は、この、リツイート機能があるおかげで、Twitterには、後から投稿を編集する機能が無いんです。
理由はカンタンで、Aさんが、
「平和が大好きだ!」
とツイートしたモノをBさんがリツイートしてBさんのフォロワー1万人に拡散した後に、Aさんが修正して、
「戦争が大好きだ!」
と直してしまうと、Bさんは、それをリツイートしたコトになってしまうからです。
Bさんにしてみれば、意図したモノとは異なる内容に後から書き換えられるのは危険すぎますよね。
なので、Twitterには単純に、編集する機能が無いわけです。
もちろん、誤字を修正する機能は望まれているので、Twitter社内では、その方法論を検討しているようですが。
最近はあまり見なくなりましたが、数年前までは、公式リツイートと非公式リツイートが併用されていました。
非公式リツイートとは、誰かのツイートを引用して、その前に
RT @ユーザー名
を追加してツイートすることです。
Aさんの、
「平和が大好きだ!」
を引用して、Bさんが、
「RT@A 平和が大好きだ!」
とツイートする形式です。
この場合、Bさんは単にAさんのツイートの文を引用してツイートしたにすぎません。
公式リツイートは、Aさんが元のツイートを削除すれば、Bさんの1万人のフォロワーに拡散したツイートも全部消えます。
しかし、非公式リツイートは、単なるBさんのツイートなので、Aさんが元のツイートを削除しても、Bさんの1万人のフォロワーからは消えません。
あるいは、Bさんが意図的にAさんのツイート内容を改変して拡散させてしまうコトも可能です。
今でこそ、公式リツイートにコメントを載せられるので、非公式リツイートを使う必要が無くなりましたが、数年前までは、当たり前のように使われていました。
もし現在、非公式リツイートで流れてくる情報があれば、その信憑性を疑った方が良いと思います。