迷子
Twitterでよく見かけるのが、迷子の動物のツイート。
迷子の犬を拾いました。心当たりの人は連絡ください。
そんな内容です。犬やら猫やら鳥やら。
このパターンの案件の場合、Facebook、LINE、Instagramと比べて、Twitterが圧倒的な威力を発揮します。
不特定多数への拡散性
Twitterの最大の特徴は、不特定多数への拡散性です。
Twitterは基本的に誰でもフォローできます。
フォローされる人の承諾は(鍵の掛かったアカウント以外は)不要です。
会ったコトも無い全然知らない人をフォローするのも自由です。
そして、実名か匿名かの制限もありません。個人情報の心配があれば、匿名でアカウントを持つコトも可能です。
その特製に加えて、リツイートと言う最大の武器があります。
リツイートするだけで、自分のフォロワー全員に誰かのツイートを拡散できます。
フォローが自由で匿名可能でリツイートがある。
つまり、迷子のペットの飼い主捜しなんかには絶好のSNSなんです。
Facebookは実名が基本なので、個人情報が不安な相手は友だち承認しません。
その点で、Twitterより、情報の拡散力が劣ります。
LINEは、実名と言うか個人の電話番号に紐付くので、不特定多数とつながりにくく、しかも情報拡散機能はありません。あくまでも友だちとの情報交換です。
Instagramはそもそもリツイートに該当する機能がありません。
自分が画像で迷子の犬の画像をアップロードしても、それは自分のフォロワーにしか見られないわけです。
と言う理由で、全く知らない人も含む不特定多数への情報拡散をするなら、Twitterしか選択肢はありません。
迷子のペット以外にボクが経験したコトがあります。
それは、旅先での道案内ですね。
例えば、京都に行って、金閣寺を見たい場合に、
今、JR京都駅だけど、金閣寺へ行くにはどんな道順がオススメですか。
なんてツイートをすると、
●●バス停から●●行きのバスに乗って●●で降りれば良いですよ。
なんて答えをもらうのです。
自分のフォロワー数が少なくても関係ありません。
自分のフォロワーが10人しかいなくても、その10人のフォロワーの誰か1人のフォロワーが1万人いて、その人がリツイートすれば、情報は一気に1万人に広がります。
その1万人の誰かが金閣寺へのオススメの行き方を教えてくれるわけです。
これは、Facebook、LINE、Instagramでは起こり得ません。
ボクは、東日本大震災の被災地を1週間ほど掛けて旅をしましたが、そのときも、随時、ツイートし、色んな人から色んな情報を得ました。
現地での出会いもありました。
実名だとこうは行かないんですよね。
迷子のペットの情報を拡散するのに実名が必須だと、協力してくれる人は減りますよね。
各SNSにはそれぞれ特徴がありますが、Twitterは、不特定多数への情報拡散において、圧倒的にパワーを持っています。
BtoCビジネスにも非常に向いています。
ビジネス業者がキャンペーンをやり、それが、フォロワー以外にも拡散される事例が多いですよね。
日本では、LINEに次ぐユーザー数の多さを持つTwitter。
これを活用しないのは、ボクはもったいないと思うんですよね。