古い本
小学生の頃に持っていた本をAmazonの電子書籍で買いました。
懐かしいです。
実はこの本、めちゃくちゃ面白くて、大人にも超オススメ。
電子書籍の役割
何度も書いているコトですが、ボクは大量の本を読む読書家で、7年ほど前から、ほぼすべて電子書籍です。
紙の書籍が良いか、電子書籍が良いかと言う議論に関しては、単なる好みの問題なので、ボクは議論を避けますが、ボク自身は紙の素材が欲しいわけでは無く、本の中身が欲しいだけなので、電子書籍にしています。
- 紙の書籍は紛失や盗難の可能性があるが電子書籍は際ダウンロードできる。
- 電子書籍は製造コスト、流通コスト、保管コストが低いので安い。
- 電子書籍は経年劣化しない。
- 電子書籍は検索機能がある。
- 電子書籍はスマホやタブレットですべて持ち運べる。
- 電子書籍は拡大縮小ができる。
- 電子書籍内で簡単に辞書を引ける。
- 電子書籍に書いたメモを後でまとめて参照できる。
他にもありますが、ボクにとって電子書籍はメリットが多いので愛用しています。
繰り返しますが、紙の書籍が良いか、電子書籍が良いかは好みの問題です。
そんな中、電子書籍のショップで色々と探していたときに、上記の、「できるできないのひみつ」を見つけたわけです。
紙の書籍の場合、昔の本を再現するのは大変です。
当時の紙の材料、当時の版などが必要です。
民間企業で、いつまでもそれらを保管しておくのは難しいので、いずれ廃版になります。
しかし、電子書籍であれば、デジタルデータがあれば済みます。
つまり、保管場所はハードディスクなどのストレージのみ。
販売に関しても、紙の書籍のように、店頭や自宅まで配送する必要がありません。
買った人が各自の端末でダウンロードしてくれるのです。
「できるできないのひみつ」も電子書籍のみです。
紙の書籍を復刻させようとすると、それなりの部数が売れないと赤字になります。
なので、紙の書籍の復刻はなかなか実現しないんですね。
昔の本の中身を知りたい人にとっては、それは残念なコトです。
電子書籍なら、限りなくコストが小さいので、復刻版も作りやすいのです。
だから、「できるできないのひみつ」が実現したんですよね。
青空文庫を知っていますか?
著作権が切れた様々な作家の本を読むことができる電子書籍です。
これが実現できたのも、電子書籍のおかげ。
紙の書籍で実現するには膨大なコストがかかり、たぶん、赤字で破綻するでしょう。
また、繰り返しますが、紙の書籍には紙の書籍の良さが、電子書籍には電子書籍の良さがあります。
その中で、電子書籍でしか実現できないコトがあり、実際にこうやって実現されている。
そう言う意味で、ボクは、電子書籍ってすばらしいな、電子書籍が登場して良かったな、と思うのです。
ボクは今のように読書家になれたのも、電子書籍のおかげ。
iPhoneに大量の本を入れており、電車での移動などのスキマ時間にすぐ読めます。
いつも、複数の本を併読しています。
紙の書籍だと、持ち歩きが大変ですね。
その代わり、紙の素材が好きな人にとっては、電子書籍では、その点が犠牲になるわけです。
ちなみに、多くの紙の書籍が消えたおかげで、ボクの部屋もずいぶん広くなりました。