1番
学校のクラスで1番をとったら。
それは相対的な話です。
例えばテストで1番をとったらどうでしょう。
30人のクラスで1番になりました。
じゃあ点数は?
実は50点。
2位の人が49点以下で、他の人はもっと低い。
そうすれば100点満点で50点しかとれなくても1番になれます。
ところが隣のクラスでは同じテストで、最下位の人が51点。
そうです。
さっきの1番の人が、もし隣のクラスだったら最下位ですね。
それくらい相対的な順位づけって危ういものなんです。
世の中にはたくさんの統計や順位づけがありますが、表面的な順位に一喜一憂する人が多くて。
ボクなんかはうんざりします。
血液型
朝の血液型占いなんて、その典型。
「今日の1位はおとめ座!」
だから?何?
さっきの50点の人と同じかも。
もし翌日の最下位が天秤座だとしても、それが51点だったら?
今日の1位よりも明日の最下位の方がラッキーですよね。
良し悪しは絶対評価で考えないと。
同じ1位でも100点の1位と30点の1位とでは全然価値が違うから。
他人と比べてどうか、じゃなくて、自分がどうか、なんですよ。
幸せになる勇気、読みました。やはりアドラーはボクに似ている。
先に、嫌われる勇気を読みましょうね。