伝わる文章とは
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
文章を上手に書く方法に関する本は無数にあります。
どれを読んでもたいてい良いことが書いてあるので読んでムダにはなりません。
そんな中で、ボクが最近読んだコレを紹介します。
この本では、文章を上手に書くということは、ひとつのパターンではないと教えてくれます。
つまり、上手な文章の書き方というモノを一度身に付けたら、それ以降はいつも上手な文章を書ける、というわけではない、ということです。
例えば、読書感想文には読書感想文の書き方があり、論文には論文の書き方があり、メールにはメールの書き方があり、会社の報告書には報告書の書き方があるということです。
読書感想文の書き方で、会社の報告書を書いても、それは目的を果たさないトンチンカンな文章になってしまいます。
大切なのはゴールの設定、つまり、その文章の目的です。
例えば会社の報告書をひとつとっても、それが単なる報告なのか、それによる問題提起なのかによって、目的が違うわけです。
問題提起が目的なのに、単なる報告として書いてしまうと、読み手は問題提起だとは思ってくれません。
ブログは文章のジャンルではなくシステム名
そういう意味ではブログの記事というのもワンパターンではありません。
あるときは自分の主張、あるときはニュース、あるときは感想文、あるときは問題提起、あるときは批判、ある時は宣伝など。
ブログというのは単なるシステム名であって、それは文章のジャンルではありません。
なので、これから書こうとする文章がどのジャンルに属するのかを意識する必要があります。
例えば、ボクがこうやって書いているこの文章のゴールは何でしょう。
それは、上記の本の内容紹介でしょうか。
確かにそれもあるかもしれません。
しかしそれでは、
「今日食べたランチ、おいしかった。」
と、レベルが同じです。
読んだ人は、
「ああ、そうですか。」
という感想を持って、それで終わりでしょう。
ボクがこの文章を書くゴールはズバリ、上記の本をみんなにも読んでみて欲しいということです。
この本は、一般論としての上手な文章の書き方とか心得ではなく、具体的な個別のケース(と言っても世の中のすべてのケースはカバーできませんが)に当てはまる考え方を教えてくれます。
そしてそこから、いろんな文章へ応用できるためのテクニックの広げ方を教えてくれます。
今まで、思いつきで文章を書き始めて、ゴールが達成されずに、文章の焦点がぼやけているあなた。
この本を手にとって、ひと通り学んでみてください。
文章を書く前の動作がこれまでと変わるでしょう。当然、それは今までに無い影響をあなたの文章に与えてくれるようになります。
今回の文章を読んで、あなたがこの本を読んだら、ボクの目的は達成されたということです。
と言っても、ボクもまた読んだことを活かして、こうやって試行錯誤しながら少しずつスキルを高めているわけですが。