リモート会議
新型コロナウイルスの流行で、リモートワークが普及しました。
2019年までは世の中のほとんどの人に縁が無かった様式が、2020年になって、ほとんど誰もが知る様式になりました。
実際に、自宅で、勤務先の同僚とビデオ会議をした経験のある人も多いでしょう。
一般的なビデオ会議では、画面を複数に分割して、それぞれの小さなウインドウに1人1人の顔が映る形式です。
ボクは、それを見て、ふとしたコトを考えました。
VR
そうです。
VR(virtual reality)ですよ。
各自がヘッドマウントディスプレイ(HMD)を被るんです。
こう言うの。
そうすれば、各自の顔をパソコンのディスプレイで並べて見るのでは無く、実際に自分の目の前や隣にいるような体験ができるのでは、と思ったんですよ。
まさに、勤務先のオフィスにいるような臨場感。
ビデオ会議と違って、常に正対しているわけでは無いので、ストレスも大幅に減るのでは、そう考えました。
でも、よく考えたら、トンデモナイ話でした。
遠距離にいる人と対面で話ができると言うコトは、その人の顔をカメラで映している必要があるわけです。
しかし、HMDを装着している状態だと、着けている本人が見るには良いんですが、その人を他の人が見るコトはできないんですよね。
だって、カメラで撮影していないので。
仮に、カメラの前に座ったとしても、それは、頭にHMDを装着している姿です。
なので、どうやっても、同僚がVR空間に存在してる状態は実現できないコトに気付きました。
ホントにオフィスにいるかのようなリモートワークって、どうやって実現できるんですかね。
そんなコトを考える日曜の夜中。