プライムナウの利便性
Amazonのおかげで、従来の本屋さんがどんどん苦境になっています。
そんなAmazonが、また便利なサービス。
それが、Prime Now(プライムナウ)。
ボクも使ってみました。
概要。
- Amazonプライム会員のみ利用可能。
- 2,500円以上。
- 1時間以内配達には送料890円がかかる。
- 2時間配達は2時間以内という意味ではなく、翌日の深夜0時まで任意の2時間の範囲を指定し、その間に配達される。
- 注文は専用のスマートフォンアプリを使う。
今なら初回利用時に限り1,000円オフになります。
さて、さっそく注文。
注文は午前9時過ぎです。
この4商品を選んでみました。2,500円以上ありますね。
送料無料の2時間タイプを選択。9時過ぎに注文して3時間から5時間で到着。早いです。
配送方法についての注意点。
商品を届けてもらう住所を選びます。
というわけで注文確定。あとは待つだけ。
地図には配達状況が表示されます。これはすごいです。
トップページに戻ると、ステータス(現在の状態)が表示されています。
いつでも配達状況が確認でき、途中で配達員に連絡もできます。ここまで見るだけでも、確実に従来の宅配を超えています。
ところでボクは発注後に、1000円引きのクーポンを使うのを忘れていたことに気づきました。そこでダメ元でこんなメールを送ってみました。
すると間もなく、こんなに丁寧な返信が。明らかにボクのミスなんですが、にもかかわらずきちんと対応してくれました。
12時半頃に商品が到着。一般の宅配のようなサインや印鑑は不要。玄関先でコードをスキャンしてました。ここもまた従来より進化していますね。
で、おなじみのAmazonの大きな箱ではなく紙袋。
紙袋は助かりますねえ。ダンボール箱だと処分が面倒ですから。
で、商品もきちんとしています。
このようなクーポンをもらえました。このクーポンコードはアプリを起動しても書かれているので、こうやって公開しても問題ないです。
みなさんも使ってみてください。
これからも一般の書店は負ける
Amazonが強すぎて従来型の書店や出版社が苦境に立っています。
そこで、Amazonには本を卸さない出版社が現れるなど、Amazon締め出しの流れもあります。
愚かですよねえ。
Amazonという会社は決算発表でたびたび投資家の期待を下回る利益だったり赤字だったりします。
儲けることよりも、とにかく消費者サービスへの投資がすごいからですね。
消費者最優先。
それがこう言うプライムナウのような便利なサービスを生み出すんです。
出版社が生き残るためにAmazonに卸さない。
それって単に自分の生き残りしか考えてなくて、消費者には何のメリットも無いですよね。むしろ不便になります。
そんな姿勢だから衰退するんですよ。早く気づかなきゃ。
Amazonがこれだけ強いのは、紛れもなく消費者に支持されているからです。
ボクだってAmazonの関係者でも何でも無いですが、それでもAmazonをよく使うのは、単に便利だからです。
Amazonは強大だから他者が叶わない、と言いますが、Amazonだって最初から強大だったわけではありません。
ゼロからのスタートですし、歴史なんかは他の会社よりずっと短いです。
短期間に成長したんですね。
それは消費者に支えられたからです。
自分が生き残るために他人を貶めて消費者すら犠牲にする。
そんな会社が生き残れるはずは無いです。
さっき書きましたが、ボクはAmazonの関係者でも何でも無いです。
だからAmazonを超える利便性を誇る他社が登場したら、もちろんそっちに乗り換えます。
決して日本の出版社を毛嫌いしているわけでは無いんです。
むしろ公平に「中身」で判断しているんです。
生き残りたいなら、生き残るための方法を選ばないと、今の考え方だと、日本の出版界、書店はますますズタズタですよ。