居酒屋のトイレ
1度目のトイレへの水没は、まだ昔の折りたたみ式携帯電話の頃でしたよ。
今のスマートフォンのように大きくは無く、軽いので、ボクは胸ポケットに携帯電話を入れていました。
落下させないように、携帯電話にストラップ代わりにカールコードを付け、胸ポケットにクリップで挟んでいました。
とある歓迎会でボクはアルコールを飲み過ぎてしまい、トイレに吐きに行きました。
便器に向かって吐いた瞬間、胸ポケットから携帯電話が落下し、汚物のある便器に水没。
さらにカールコードが伸びきった反動で、汚物まみれの携帯電話が跳ね返って来てボクの顔に激突しました。
落下防止のためのカールコードによって起こった悲劇。
駅のトイレ
2度目のトイレへの水没は、スマートフォンです。
ボクは例によって、スマートフォンを落下させないようにストラップを付けています。
朝、駅のトイレの個室に入って、台にバッグを置き、次に手に持っていたスマートフォンも台に載せました。
台に乗せて、手を離すときに、ストラップが指に引っかかりました。
なので、手を戻す勢いで、そのままスマートフォンが引っ張られ、便器に水没。
その時、ボクは反射的に便器に手を入れてスマートフォンを拾い上げました。
不特定多数が利用するトイレに手を入れるなんて通常時では絶対にイヤなんですが、その時は反射的にそうしてました。
で、一瞬画面がちゃんと点灯しているのを見ながらら、即座に電源を切りました。
もし内部に水が侵入した場合、電気が流れると回路がショートして故障する恐れがあるからです。
そのあと、個室から出て、思わず洗面台でスマートフォンを洗いそうになりましたが、すんでで止め、まず手を念入りに洗い、ペーパーでスマートフォンを徹底的に拭き、さらにドラッグストアへ行って、除菌シートを買って、改めてスマートフォンを吹きました。
それが朝9時。
そのあと、午後2時頃に、そろそろ乾いただろうと思って電源を入れ、無事に起動することがわかり、一安心。
防水のスマートフォンでは無かったものの、密閉度はかなり高く、内部に水が侵入した形跡はありませんでした。
SIMカードスロットも開けてみましたが問題無し。
スマートフォンにケースを被せていたのも大きいのかもしれません。
とは言え、その話を他の人にしたところ、駅の便器に手を入れたというだけで、ドン引き。
落下防止のためのストラップによって起こった悲劇。