非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

世界のスマートフォン市場を守るために。

スマートフォン台数シェア

 

 

みなさん、世界のスマートフォンの台数のシェアって、どれくらいか知っていますか?

ここにわかりやすい表があります。

 

prtimes.jp

 

 

記事の真ん中あたりに表がありますよね。

その右端が、2020年第1四半期のシェアです。

 

1位:SAMSUNG(韓国):20%

2位:HUAWEI(中国):17%

3位:APPLE(米国):14%

4位:XIAOMI(中国):10%

5位:OPPO(中国):8%

6位:VIVO(中国):7%

7位:REALME(中国):2%

8位:LENOVO GROUP(中国):2%

9位:LG(韓国):2%

10位:TECNO(中国):2%

その他:17%

 

一目瞭然ですが、世界のスマートフォンは、3位のAppleがアメリカで、それ以外はほぼ、韓国か中国メーカーなのです。

1位から10位までで、世界の69%を韓国・中国メーカーが占めています。

うち、韓国が22%、中国が47%です。

そこにAppleが14%で食い下がり、残りの17%に他のメーカーがひしめき合っています。

その17%にもたくさんの中国メーカーが入っています。

 

 

Appleの命運

 

 

日本でおなじみのソニーやシャープなどはどうなっているの?と思いますが、10位のTECNOすら2%なので、ソニー、シャープなどは当然、2%もありません。

残念ながら日本でおなじみのメーカーは、スマホの世界においては、無視されるくらい微々たる存在です。

 

そんなときに、不幸なニュースです。

 

36kr.jp

 

 

WeChatと言うのは、中国のメッセージングアプリです。

利用者数は非常に多いのです。

 

mobilus.co.jp

 

 

世界で3位。

有名なSkypeや日本で人気のLINEなどとは比べものにならないくらいユーザーが多いのです。

グラフを見ればわかりますが、上位3つは伸び率も大きいのです。

4位以下はユーザー数はほとんど増えていません。

WhatApp、Facebook Messenger、WeChatは世界3大メッセージングアプリであり、他との差をさらに広げているわけです。

 

その人気のWeChatが、iPhoneで使えなくなるかも知れません。

ご存じの通り、アメリカと中国の争いに、iPhoneも巻き込まれる形ですね。

WeChatは多くが中国人ユーザーであり、中国におけるWeChatは日本におけるLINEのような存在なので、もし、iPhoneでWeChatが使えなくなると、中国人ユーザーの多くがiPhoneを買わなくなります。

日本でLINEが使えないスマホがあれば、それは売れないのと同じですね。

 

アメリカとしては、中国との争いでしょうけど、それによってダメージを受けるのはApple。

つまり、アメリカの措置によってアメリカの企業がダメージを受けます。

しかも、冒頭で見たように、世界のスマートフォンで唯一、大手として健闘しているアメリカ企業です。

そのAppleのスマートフォンであるiPhoneが選択肢として外れれば、その代わりに売れるのは当然、中国製です。

現在、世界のスマホの約半数が中国製。

それがますます拡大するわけですね。

メーカーが製造を続けるには規模の経済性が必要です。

ソニーもシャープも、台数が出ずに利益が生み出せなければ、撤退してもおかしくありません。

実際にすでに台数は微々たるモノです。

もしそうなれば、ボクたちのスマホの選択肢は中国製もしくは韓国製と言うコトになります。

セキュリティの観点から言えば、非常によろしくない事態です。

 

米中の争いによって目先の制裁を行うコトは、結果として中国製品のシェアが拡大する。

だから、単純な感情論的な制裁は避けるべきなんですよね。

 

アメリカに言いたいのは、WeChatの規制は結果として中国を利するコトになり、アメリカ企業を苦しめる。

それは世界中の人々にもデメリットをもたらす。

 

と言うコトです。